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インフォクリエ Research Memo(5):連結決算移行の2017年9月期は実質増収減益、新事業投資費用など影響

2018/1/18 15:25 FISCO
*15:25JST インフォクリエ Research Memo(5):連結決算移行の2017年9月期は実質増収減益、新事業投資費用など影響 ■業績動向 1. 2017年9月期の業績概要 2017年11月10日、インフォメーションクリエーティブ<4769>は2017年9月期の連結決算発表を行った。売上高は7,398百万円、営業利益は343百万円、経常利益は383百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は206百万円であった。同社は、2016年10月にインターネットサービスの提供を目的とした子会社、LOCOBEEを設立した。売上高では、ITソリューション事業での受託業務が堅調で増収であったが、LOCOBEEの新事業への投資、退職給付に係る負債の積み増し(低金利対策)費用、経営の見える化に伴うシステム投資など販管費の増加により実質減益となった。なお、期初の会社業績予想値との比較では、売上高では、ITソリューション事業については、情報・通信・メディア、金融・証券・保険などの受注が増加したことなどおおむね堅調であったが、ITサービス事業については、連結子会社LOCOBEEによる新規サービスの収益化の遅れやチケット系サービスの受注が減少したことなどで、やや出遅れ感があった。一方、利益面では、不採算案件における顧客企業への単価アップ交渉や、PMOによる品質管理体制向上などの生産性の向上により売上総利益率が向上したこと、販管費の抑制・次年度への繰り越しなどで各利益指標の予想値を30%前後上回った。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹) 《HN》
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ソフトウェア開発からインフラ設計構築、システム運用支援等を行うITソリューション事業が柱。チケット販売・管理システム等のITサービス事業も。ソフトウェア開発は情報・通信・メディア、製造向け売上が順調。 記:2024/07/02