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米国と中国がインフラ投資に注力、SMBC日興証券(花田浩菜)

2018/1/12 12:24 FISCO
*12:24JST 米国と中国がインフラ投資に注力、SMBC日興証券(花田浩菜) こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。 1/12付の「DailyOutlook」では、インフラ関連銘柄について考察しているのでご紹介します。 まず同レポートでは、『トランプ大統領が今月中にインフラ投資の詳細を公表する方針と伝わっている。税制改革法案を昨年12月に成立させたものの支持率は低迷。11月の中間選挙を控え、どのような施策を打ち出すのか注目される。そうした中、米国の主要インフラの築年数をみると上昇傾向にある。築年数の上昇は質の低下に繋がっており、ASCEによるインフラ評価は“D+(危険な状態)”となっている。グレードをB(現状は十分)に引き上げるには2016年から2025年までに4兆5900億ドルもの投資が必要とのこと。質の低下は時間的なロスやコスト増など経済的な損失を生み出すことからインフラの再構築が急務となっている』と伝えています。 続けて、中国のインフラ投資にも触れ、『中国ではシルクロード(一帯一路)構想が推進されており、日本政府も協力する方針である。一帯一路構想とは、中国と欧州を結ぶ地域でインフラ投資を積極化し巨大経済圏を形成する構想のこと。沿線地域は世界人口の6割強を含む巨大地域であることから、企業にとって魅力的な市場といえる』と分析しています。 さらに、『海外に事業を展開し、世界シェアの高い製品を手掛ける日本企業は多い。米国と中国によるインフラ投資の増加は、こうした企業に恩恵をもたらそう』とまとめています。 最後にレポートでは、『主なインフラ関連銘柄』を紹介しています。具体的には太平洋セメ<5233>やコマツ<6301>、クボタ<6326>など全7銘柄が挙げられていますので、詳しくは1/12付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。 また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター花田浩菜 《DM》
関連銘柄 3件
5233 東証プライム
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時価総額 439,320百万円
セメントメーカー国内最大手。セメントや生コンクリートの製造・販売に加え、骨材や石灰石製品、コンクリート二次製品等も手掛ける。27.3期売上高1兆円計画。価格政策の見直しなどにより、国内事業の再生図る。 記:2024/10/20
6301 東証プライム
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時価総額 4,051,054百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6326 東証プライム
1,926.5
11/25 15:30
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時価総額 2,266,849百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27