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三井化学 Research Memo(5):機能性フィルム・シート(包装用、産業用)や農薬、工業用接着剤などを展開
2017/12/27 15:35
FISCO
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*15:35JST 三井化学 Research Memo(5):機能性フィルム・シート(包装用、産業用)や農薬、工業用接着剤などを展開 ■事業の概要 4. フード&パッケージング事業 フード&パッケージング事業はコーティング・機能材、機能性フィルム・シート及び農業化学品の3つのサブセグメントに分かれている。コーティング・機能材はコーティング材、接着剤、シーラント材、エラストマーなどで、半導体や電子部品、建設用資材など様々な分野で、原料や生産材として幅広く利用されている。 機能性フィルム・シートは、三井化学<
4183
>の有する高機能のポリオレフィン系合成樹脂の技術と、それをフィルムやシートに加工する技術、及び接着剤の技術とを組み合わせ、包装用と産業用の2つの市場に製品を供給している。包装用についてはレトルト食品やシャンプーや液体洗剤の詰め替え用パックの容器などで目にすることができる。産業用では半導体・電子部品の製造工程用フィルムなどが典型的な製品だ。 農業化学品は農薬が中心で殺虫剤・殺菌剤・除草剤・生活環境薬剤を展開している。現状は国内市場向けが3分の2となっているが、今後上市予定の新剤では海外市場の開拓も積極的に行っていく方針だ。 売上高の地域別内訳は日本が約7割を占めている点が特徴的だ。農薬の国内販売比率が高いことなどが要因だ。しかし、今後はアジアを中心に海外比率が高まる見通しだ。機能性フィルム・シートでは包装用、産業用ともにアジア地域の需要拡大を成長エンジンと位置付けていることや、農薬の新規薬剤では海外市場に積極的に打って出る方針であることが背景にある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《MH》
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三井化学
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時価総額 738,503百万円
総合化学大手。エラストマー、エチレン、ビジョンケア材料、半導体・電子部品工程部材等を製造・販売。メガネレンズ材料、燃料タンク材料で世界トップシェア。事業ポートフォリ変革推進。総還元性向30%以上目指す。 記:2024/10/09
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