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IRJーHD Research Memo(2):SRコンサルティング支援や投資銀行案件が拡大

2017/12/20 17:19 FISCO
*17:19JST IRJーHD Research Memo(2):SRコンサルティング支援や投資銀行案件が拡大 ■アイ・アールジャパンホールディングス<6035>の2018年3月期第2四半期のハイライト 1. SR(株主対応)コンサルティング支援の増加 (1) SRコンサルティング支援に関しては、アクティビストの活動が活発化するなか、国内・海外実質株主判明調査の受注が増加している。同業が存在するが同社グループはオリジナルのサーベイで、調査対応がスピーディに行われることも増加要因になっている。 (2) 同社グループは、機関投資家が議決権に対してどのように反応するかというデータを持ち、また、機関投資家ごとの議決権行使率も把握できており、議決権リスクの高まりにより議案賛否シミュレーションを依頼する企業が増加している。 2. コーポレートガバナンス・コード対応支援 (1) コーポレートガバナンス・コード導入が3年目を迎え、取締役会評価に第三者視点評価を検討する企業が増加している。 (2) 相談役・顧問等の任意開示が始まり、独立社外役員に対するニーズが増加傾向にある。 3. 投資銀行案件の増加 (1) アクティビスト対応にかかる議決権支援や、買収防衛支援などプロキシー・アドバイザリー業務が増加している。海外のアクティビストが日本に参入してきており、今後の同社グループの業務の拡大が見込まれる。 (2) 既に、実質株主判明調査等、他業務における顧客からの資本政策やM&AなどFA(フィナンシャル・アドバイザリー)業務の依頼が増加している。 4. 証券代行事業の着実な増加 (1) 受託決定企業社数は、49社となり、前年同期時点の41社から着実に増加している。 (2) その結果、管理株主数は265,807名となり、前年同期時点の263,641名から増加した。既上場会社から証券代行業務の同社グループへの変更が難しいため、株式上場前後の企業からの受託が多い。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 福田 徹) 《MW》
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IR・SR活動に特化したコンサルティング会社。株式議決権に関わるコンサルティング、M&Aアドバイザリーが主力。証券代行業務等も。配当性向50%目処。アクティビスト対応等に係る有事対応案件は案件受託が継続。 記:2024/06/04