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コニシ Research Memo(4):主力のボンド事業は住関連用や産業資材用を中心に堅調な推移

2017/12/14 15:14 FISCO
*15:14JST コニシ Research Memo(4):主力のボンド事業は住関連用や産業資材用を中心に堅調な推移 ■コニシ<4956>の業績動向 2. 2018年3月期第2四半期のセグメント別状況 (1) ボンド事業 セグメント売上高は23,581百万円(前年同期比3.1%増)営業利益は2,261百万円(同10.6%増)となった。販売数量増に加えて原材料価格の低下の恩恵を受けて営業利益は大幅増となった。業界別の売上高及び状況は以下のようであった。なお2018年3月期から、本社本体の土木建設用は土木建設事業に組み換えられている。 a) コニシ 一般家庭用:売上高3,206百万円(前年同期比0.3%減) CVS向けや「100均」向けが競争の激化もあり前年並みにとどまった。また、これまで増収をけん引してきた手芸や裁縫に使われる「ボンド 裁ほう上手」の伸びも一巡したことから売上高は前年同期比で微減となった。 b) コニシ 住宅関連用:売上高10,686百万円(同3.1%増) 住宅市場全般が比較的好調に推移したことに加え、タイル用、床施工用接着剤など今まで拡販に注力してきた製品が伸びたことから、売上高は増収となった。 c) コニシ 産業資材用:売上高3,373百万円(同6.8%増) 主な製品は、紙管・製袋用途向け水性エマルジョン形接着剤、パネル用途向けウレタン系接着剤、自動車関連産業向け離型剤、産業用ホットメルト系接着剤などだが、特に紙関連及び保冷車向けパネル用、電材用などが好調に推移して増収となった。 d) ウォールボンド工業(旧矢沢化学工業):売上高1,268百万円(同2.3%増) 主要製品は壁紙用接着剤であることから、100%が住宅関連である。既存製品に加えて同社本体向けのOEM製品が好調に推移しており、増収を達成した。 e) サンライズMSI:売上高4,213百万円(同6.3%増) ここでも売上高の大部分を占める住宅関連において、特に戸建住宅小口ユーザー向けが好調に推移し、前年同期比では増収となった。特に、戸建用シーリング材、自動車用シール材が好調に推移した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《NB》
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接着剤メーカー最大手。木工用ボンドで知名度。合成接着剤ボンドと化成品が収益の柱。土木建設向けに強み。自動車等に使用される弾性接着剤は販売数量増。24.3期3Qは大幅営業増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/15