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個人投資家元・社長:食品事業・物流事業の2本柱の堅調な成長を背景に上値を伸ばすニチレイに注目【FISCOソーシャルレポー

2017/12/13 14:33 FISCO
*14:33JST 個人投資家元・社長:食品事業・物流事業の2本柱の堅調な成長を背景に上値を伸ばすニチレイに注目【FISCOソーシャルレポー 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2017年12月11日15時に執筆 11日の東京株式市場は、前週末比127円65銭高の2万2,938円73銭で大引けを迎えています。 日経平均株価を日足で見てみると、11月9日以降高値圏で持ち合い状態が続いていたところを終値ベースで上方にブレイクしてきました。 8日に発表された11月の米雇用統計では、就業者+22.8万人と堅調な米国経済の状況が改めて判明。 米国大使館の移転問題や北朝鮮情勢などリスク要因は存在するものの、米税制改革法案の年内成立期待を背景としたドル買いなどを支援に、日本株も堅調地合いを維持しています。 こうしたリスク選好の流れからも、本日は新興市場の銘柄などが値上がり率上位に顔を出していますが、こうした相場の時こそ、年末に掛けて取引が細る相場を視野に入れた銘柄研究をおこなってみたいものです。 本日は、日本の食卓に不可欠な存在になってきたとも言える冷凍食品事業を手がけるニチレイ<2871>に注目していきたいと思います。 ■ニチレイ<2871>の基本情報 市場:東証1部 ニチレイ<2871>と聞くと、皆さん冷凍食品事業を連想されるかと思います。我が家でも、ニチレイ<2871>の『特から』は非常に重宝しており、頻繁に購入させて頂いております。 しかしながら、ニチレイ<2871>は国内シェアトップクラスのシェアを誇る冷凍食品だけではありません。 実は、低温物流に強く国内冷蔵庫業界1位となっています。 2017年3月17日に開催された個人投資家向けの説明会の会社資料「知ってるニチレイ、知らないニチレイ」には、分かりやすく各事業の売上高推移などが記されていますのでおすすめです。 この資料の売上高推移表(資料P9)を見ると、冷凍食品を含む加工食品事業と並んで、低温物流事業が非常に大きな比重を締めていることが分かるかと思います。 参考:「知ってるニチレイ、知らないニチレイ」 冷凍食品や加工食品は家庭用・業務用共に順調な業績推移を見せていることに加え、低温物流事業は大都市圏を中心に集荷を拡大させている模様。特に冷凍食品に関しては、今後、さらなる家庭用の需要が拡大される事が予想されますので、ニチレイ<2871>の業績への寄与も期待されるところです。 ■ニチレイ<2871>のチャート分析 ニチレイ<2871>の日足チャートを見てみると、 ・2017年2月6日の安値 2,271.0円 ・2017年9月28日の安値 2,772.0円 を結んだラインが下値支持線として機能しています。 とは言え、この9月からは25日移動平均線が強力な下値支持帯となっていますね。 一方の上値抵抗線は、 ・2017年6月16日の高値 3,430.0円 ・2017年12月01日の高値 3,290.0円 を結んだラインが上値抵抗線としてされています。 11日の値動きを見ても、前場の寄り付き直後こそ下押し圧力がかかりましたが、その後は大引けにかけて力強い上昇を見せています。 今後、上値抵抗線を終値ベースで突破してくれば、更なる上値追いも期待できます。値動きの軽い新興株程の爆発力はありませんが、業績は好調ですし、こうした安心感のある銘柄に中長期の視点で投資していくのも良いのではないでしょうか? 毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。 「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。 ---- 執筆者名:元・社長 ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏 《SK》
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冷凍食品最大手。低家庭用冷凍食品シェアは約20%。温物流事業にも強く、冷蔵倉庫設備能力や庫腹量でトップシェア。家庭用調理品は売上増。炒飯を中心に米飯類の販売数量は回復。低温物流は効率化を進める。 記:2024/06/04