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アンビション Research Memo(2):主力のサブリース事業で急成長する新興不動産企業

2017/12/12 15:01 FISCO
*15:01JST アンビション Research Memo(2):主力のサブリース事業で急成長する新興不動産企業 ■会社概要 1. 会社概要と沿革 AMBITION<3300>は、2007年に現在も指揮を執る現代表取締役社長の清水剛(しみずたけし)氏により設立された新興の不動産会社である。東京23区を中心に、借り上げたマンションを転貸するサブリース(転貸)事業と賃貸仲介を行う店舗展開で急成長を遂げた。2012年には住居用不動産を売買するインベスト事業にも進出した。2014年9月には早くも東証マザーズ市場に株式上場を果たした。上場後は、主力のサブリース事業を強化するとともに、M&Aで店舗網を拡大し、民泊の事業機会開拓や海外事業、不動産開発事業など積極的に事業領域を拡大し総合不動産会社を目指す。(株)日本経済新聞社が2017年4月に発表した「伸びる会社 MIDDLE 200」の中で同社は29位、不動産業界ではトップであり、成長性には定評がある。2017年10月には投資用マンションの開発・販売のヴェリタス・インベストメントをM&Aで獲得し連結化し、開発事業が大幅に強化された。 2. 事業内容 主力はプロパティマネジメント事業であり、売上高の84.8%を占める。同社のサブリース物件は急成長しており8,920戸(2017年9月末、前年同期比19.1%増)の物件を転貸する。典型的なストックビジネスであり、リーマンショックや東日本大震災にもほとんど影響を受けずに売上げを積み上げてきた。「かりあげ王」のブランドで、首都圏の若年層向けマンション・デザイナーズマンションなど個性的な物件を仕入れる。 賃貸仲介事業はプロパティマネジメント事業で借り上げた物件を入居者に紹介する機能を果たす。売上高の5.6%、営業利益の-15.2%ではあるが、サブリース(転貸)物件の賃貸に寄与する。過去にM&Aで取得した「ルームピア」や「バロー」の店舗も含めて都内・神奈川県に17店舗を展開する。顧客のニーズを把握するチャネルとしても役割を果たしている。 インベスト事業は、物件を購入し、再生及び売却を行う事業であり、利益で会社に貢献する。売上高の9.3%、営業利益の13.1%。「かいとり王」のブランドで中古マンション物件を中心に買い取り、顧客ニーズに合ったリノベーションを施して入居率向上を行った上で売却する。売却後も管理を受託する場合が多い。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《TN》
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時価総額 13,329百万円
住居用不動産のサブリースを行う賃貸DXプロパティマネジメント事業を展開。賃貸物件の仲介、新築投資用ワンルームマンションの販売等も。管理戸数は2.5万戸超。不動産DX事業では営業人員の強化などを図る。 記:2024/08/23