トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
NYダウ
11/25
44,736.57
+440.06
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
11/26 23:35:05
14,213,219
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
サンワテクノス Research Memo(9):顧客のアウトソーシング・ニーズの増大が追い風
2017/12/8 9:08
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*09:08JST サンワテクノス Research Memo(9):顧客のアウトソーシング・ニーズの増大が追い風 ■中期経営計画の概要と進捗状況 4. グローバルSCMソリューション事業の進捗状況 グローバルSCMソリューション事業は、前中期経営計画『JUMP 1200』で準備を進めたのち、今中期経営計画から正式にスタートした事業だ。しかしさらに遡れば、サンワテクノス<
8137
>が古くから行っている調達代行や物流代行、納期管理といったサービスに行き着く。その古くからのサービスを、同社の海外ネットワーク(13の海外現地法人・世界25拠点)を生かして収益事業へと進化させたものがグローバルSCMソリューション事業ということだ。 具体的なあり方としては様々なものが考えられるが、典型的な例としては、ある顧客からの注文に応じて商品を配送する際、注文を受けた商品に加えて、顧客が同時に必要としているものを、同社のカタログ品/非カタログ品を問わず、一緒に配送するというケースだ。同社は各商品についてマージンを得て、あくまで収益事業としてこの事業を運営していく方針だ。 グローバルSCMソリューション事業もまた、エンジニアリング事業同様、順調な拡大が続いている。2017年3月期の売上高は約41億円だったが、今2018年3月期は約67億円が予想されている。来2019年3月期にはさらに拡大し約86億円が見込まれている。グローバルSCMソリューション事業においても売上高100億円を1つの区切りとして当面の目標に据えているが、その達成が視野に入ってきた。 グローバルSCMソリューション事業が好調な背景は、前述した同社の長い歴史とノウハウの積み重ねに加え、大手メーカーといえども(大手メーカーだからこそ、という見方もある)、グローバル物流や在庫管理、資材調達等に関する人材が不足しているという現実がある。過去の事業構造改革やリストラの過程でこの分野が削減対象とされたためだ。その一方で、大手企業ほど効率的な生産体制を追求して国をまたいだ事業移管などを頻繁に行っており、同社のグローバルSCMソリューション事業へのニーズは今後も高まっていく方向にあると考えられる。 弊社ではグローバルSCMソリューション事業の拡大は同社にとって明らかにプラスだと評価している。長年のノウハウの積み重ねや当該サービスに対する需要の高まりで、きちんと利益を確保できていることが重要なポイントだ。ただし、利益率自体は同社の他の事業に比べて低いと推察されるため、この事業の売上規模が急激に拡大すると全社ベースの利益率を押し下げることになる。今中期経営計画においては、利益率の改善も重要な目標の1つとして挙げられている。事業規模の拡大と利益率の確保をどうバランスを取っていくのか、今後の推移を見守りたい。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《TN》
関連銘柄 1件
8137 東証プライム
サンワテクノス
2,178
11/26 15:30
+14(0.65%)
時価総額 34,944百万円
電機・電子・機械分野で事業展開する独立系商社。小型モータやコネクターなど電子部門の売上比率が高い。仕入先は約2000社、顧客は約3100社。配当性向25~35%目標。高付加価値の新商品の開発、拡販進める。 記:2024/06/18
関連記事
12/8 9:07 FISCO
サンワテクノス Research Memo(8):労働力不足・人件費削減を追い風に、エンジニアリング事業は好調見通し
12/8 9:06 FISCO
サンワテクノス Research Memo(7):順調な進捗をうけて最終年度の19年3期予想も見直される公算
12/8 9:05 FISCO
サンワテクノス Research Memo(6):『Challenge 1500』の着実な達成を目指す
12/8 9:04 FISCO
サンワテクノス Research Memo(5):3部門とも2ケタ増収を達成。電子部門では車載用部材の売上高が急成長中
12/8 9:03 FISCO
サンワテクノス Research Memo(4):スマホ、自動車、半導体、産業機械等、広範囲にわたり設備投資が活況