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RIZAP-G---RIZAPを中心とした美容・健康関連の売上比率は2021年3月期に50%超へ拡大の見通し

2017/11/28 11:00 FISCO
*11:00JST RIZAP-G---RIZAPを中心とした美容・健康関連の売上比率は2021年3月期に50%超へ拡大の見通し RIZAPグループ<2928>は、祖業でありグループ業績を大きく牽引する美容・健康関連事業が今後さらに大きく成長し、2021年3月期には売上比率がグループ全体の50%超に拡大する見通しだ。 同社グループは、美容・健康関連事業、アパレル関連事業、住関連ライフスタイル事業、エンターテイメント事業の4セグメントで事業展開している。 主軸の美容・健康関連セグメントは、前期2017年3月期業績において、売上高比率で約40%(953億円のうち382億円)、営業利益比率で約68%(102億円のうち69億円)を占めている。 これを中期経営計画「COMMIT2020」の最終年度2021年3月期には、売上高比率で約53%(3000億円のうち1600億円)、営業利益比率で約69%(350億円のうち240億円)とする計画となっている。 同セグメントの中核がRIZAP関連事業。その中心が2012年2月にサービスを開始し、今年10月末に累計会員数9.4万人を突破したボディメイク事業である。 RIZAPのボディメイク事業は、今や“短期間の減量”という単発的なビジネスではない。今年7月から導入した「ボディマネジメントプログラム」(月額29,800円)が大好評となっており、“体型維持”“健康管理”といった結果にコミットし続けるサービスへと進化している。これまでも右肩上がりの業績成長を続けてきたが、ストック型の収益モデルへと転換したことで今後さらなる売上拡大が見込まれている。 また、今年3月より自治体向けに高齢者を対象とした健康増進プログラムを開始。8月からは、これまで実施してきたマンツーマンスタイル(1:1)のサービスに加え、複数名に対するプログラム(1:多数)を法人や自治体向けのプログラムとして本格実施をスタートさせた。新たなコミットとして「RIZAP1000万人宣言」を発表し、2021年3月期までの達成を目指している。これにより、日本全体の大きな課題の1つである“社会保障費の抑制”に大いに貢献することも期待されている。 上期のトピックスとしては、RIZAPボディメイクの海外事業が黒字化を達成したことにも注目しておきたい。現在の海外4店舗体制(上海1、香港1、台湾1、シンガポール1)から、2021年3月期までに30店舗以上へと拡大させる計画である。 さらには、GOLF、ENGLISH、COOK、KIDSといった新規事業の今後の成長にも目が離せないだろう。RIZAP関連事業全体の店舗数は現在143店舗。下期は新規事業を中心に出店を加速させる方針で、今期末に190店舗へと拡大させる計画となっている。 2018年3月期の通期業績予想は、売上高が前期比57.6%増の1502億円、営業利益が同27.4%増の130億円を見込んでいる。 昨今では同社のM&A戦略にも注目が向かっているが、成長ドライバーであるRIZAP関連事業の伸びについても改めて関心を高めておきたい。 《MW》
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ボディメイク事業等を展開するRIZAPを中核とする持株会社。健康食品等の販売を行う健康コーポレーション、インテリア雑貨等を手掛けるBRUNOなども傘下に持つ。chocoZAP事業の拡大に引き続き注力。 記:2024/08/27