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堀田丸正---2Q増収、大幅増益、洋装事業・意匠撚糸事業が順調に推移

2017/11/13 20:40 FISCO
*20:40JST 堀田丸正---2Q増収、大幅増益、洋装事業・意匠撚糸事業が順調に推移 堀田丸正<8105>は13日、2018年3月期第2四半期(2017年4月-9月)の連結決算を発表した。売上高で前年同期比9.6%増の37.81億円、営業利益が同366.3%増の0.27億円、経常利益は同211.1%増の0.24億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は0.11億円(前年同期は0.04億円の損失)となった。 和装事業の売上高は前年同期比10.1%減の9.83億円、営業損失は0.16億円(前年同期は0.02億円の利益)となった。専門店取引は堅調に推移したが、百貨店取引は店舗閉鎖の影響や市況の悪化により低調に推移、和装小物の量販店取引も大手得意先の不振により売上高は減少した。販管費の削減を行い改善に努めたが営業損失となった。 寝装事業の売上高は同4.6%減の2.80億円、営業利益は同0.3%減の0.12億円となった。ギフト販売は順調に推移したが、量販店・専門店取引は大手得意先の不振により売上高は減少した。粗利率の改善、販管費の削減を行ったが減益となった。 洋装事業の売上高は同28.7%増の15.21億円、営業利益は0.77億円(同0.11億円の損失)となった。2017年7月に新設した馬里邑事業部が寄与し売上高、営業利益ともに大幅に伸長した。既存事業の百貨店取引は店舗閉鎖の影響や市況の悪化により低調に推移したが、専門店取引は堅調に推移、量販店取引はベビー子供服の大手得意先が好調に推移し売上高は増加した。また、不採算部門の閉鎖、粗利率の改善、販管費の削減により営業利益は大きく改善した。 意匠撚糸事業の売上高は同13.4%増の9.95億円、営業利益は同8.8%増の0.67億円となった。2016年8月に事業譲受したイエリデザイン事業部が寄与し売上高、営業利益ともに伸長した。国内既存事業は、大手アパレル向けの販売が改善し堅調に推移、中国市場は欧州向けの取引が減少しましたが、中国国内向け、日本市場向けが伸び増収増益となった。 2018年3月通期の業績予想は、売上高で前期比0.2%増の75.00億円、営業利益で同28.3%増の1.11億円、経常利益で同1.2%増の1.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益で同13.6%減の0.75億円と期初予想を据え置いている。 《MW》
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RIZAPグループ傘下の老舗繊維商社。1861年に呉服問屋として創業。意匠撚糸等のマテリアル事業、婦人服等の卸売などを行うファッション事業が柱。ODM、OEMの企画開発を強化。取引社数の拡大等に取り組む。 記:2024/07/04