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トラスト・テック---1Qは営業利益が前年同期比で約2倍に増加、技術系領域が伸長

2017/11/13 13:54 FISCO
*13:54JST トラスト・テック---1Qは営業利益が前年同期比で約2倍に増加、技術系領域が伸長 トラスト・テック<2154>は10日、2018年6月期第1四半期(2017年7~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.6%増の119.77億円、営業利益が同94.4%増の9.68億円、経常利益が同106.0%増の9.78億円、親会社に帰属する四半期純利益が同188.2%増の6.12億円だった。 技術系領域(顧客企業の研究開発、設計、生産技術などの技術分野に対する派遣・請負・委託事業)は、乗用車が内外需ともに好調な輸送用機器を中心に、電気機器など同セグメントで比重の高い業種での社員配属が伸長した。また、2017年3月に子会社化したフュージョンアイの業績が寄与した。 製造系領域(顧客企業の製造工程等における請負・受託・派遣の事業)は、輸送用機器及び機械機器各社からの人材需要が旺盛なことに加え、地元採用を中心とした採用活動の効率化や利益率の高い受注を獲得するなど、利益体質の維持強化を推し進めた。 海外領域(日本国外における技術・製造分野に対する派遣・請負や、有料職業紹介などの人材サービス事業)は、当該セグメントの大多数を占める英国の人材派遣会社MTrec Limitedでは、英国経済の先行き不透明感による既存大手顧客の生産抑制傾向が続き、在庫調整及び派遣社員の正社員化の影響により、売上高は減収になったが、前第1四半期にM&Aに伴うアドバイザリー費用等の一時費用を計上したこともあり、セグメント利益は増収となった。 2018年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比19.7%増の515.00億円、営業利益が同32.0%増の42.50億円、経常利益が同33.4%増の42.50億円、親会社に帰属する当期純利益が同36.2%増の26.20億円とする期初計画を据え置いている。 《MW》
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