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ハピネット---2Qは増収増益達成、ビデオゲーム事業の大幅伸長が貢献

2017/11/10 16:30 FISCO
*16:30JST ハピネット---2Qは増収増益達成、ビデオゲーム事業の大幅伸長が貢献 ハピネット<7552>は10日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比17.1%増の848.27億円、営業利益が同108.6%増の17.61億円、経常利益が同121.1%増の16.40億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同217.0%増の10.44億円と大幅増収増益となった。 同社は9月25日に第2四半期の業績予想の修正を発表していたが、それをさらに上回る着地となった。 玩具事業では、バンダイ商品において、9月に放送を開始した「仮面ライダービルド」や「ウルトラマンジード」関連及び女児ホビー関連が好調に推移したものの、市場全体をけん引するに至らず、売上高は前年同期を下回った。利益面においては、販売管理費の減少などにより前年同期を上回った。 映像音楽事業では、映画「君の名は。」や自社幹事作品である映画「キセキ—あの日のソビト—」のパッケージが好調に推移し、売上高、利益面ともに前年同期を上回った。 ビデオゲーム事業では、任天堂<7974>の「Nintendo Switch」及び「スプラトゥーン2」などの関連ソフトやニンテンドー3DS・PlayStation4のソフト「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」などのヒットにより、売上高、利益面ともに前年同期を大幅に上回った。 アミューズメント事業では、カプセル玩具は駅構内や、高速道路のサービスエリアにおける期間限定販売、大型ショッピングモールでの増設など優良ロケーションの獲得により好調に推移したものの、カードゲーム商材が低調に推移したことにより、売上高は前年同期を下回った。利益面においては、ロケーションの見直しなどにより前年同期を上回った。 2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比3.4%増の1,800億円、営業利益が同13.6%増の42億円、経常利益が同14.9%増の40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.5%増の25億円とする期初計画を据え置いている。 「Nintendo Switch」は引き続き好調に推移するとみられ、また12月には同社最大の商戦期であるクリスマス商戦を迎える。通期についても上方修正となるのかどうか注目したい。 《TN》
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大手玩具卸。映像や音楽、ビデオゲーム、アミューズメント関連の商材を扱う。バンダイナムコが大株主。トレカや専門店増のカプセルトイが好調。映像音楽事業は収益伸長。ソニーと映像の包括ライセンス契約。配当性向4割。 記:2024/09/18
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