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テックファム Research Memo(5):新株予約権の行使に伴い約17億円を調達、財務体質の改善が進む

2017/10/4 16:05 FISCO
*16:05JST テックファム Research Memo(5):新株予約権の行使に伴い約17億円を調達、財務体質の改善が進む ■テックファームホールディングス<3625>の業績動向 3. 財務状況と経営指標 2017年6月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比1,268百万円増加の5,149百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が975百万円、受取手形及び売掛金が194百万円増加した。また、固定資産ではのれんが98百万円減少し、投資その他の資産が136百万円増加した。 負債合計は前期末比512百万円減少の1,252百万円となった。未払法人税等が65百万円増加したものの、未払金が276百万円減少したほか、有利子負債が233百万円減少したことによる。また、純資産は前期末比1,780百万円増加の3,897百万円となった。新株予約権の行使に伴い、資本金及び資本剰余金がそれぞれ869百万円増加したことが主因となっている。 経営指標を見ると、新株予約権の行使に伴い約17億円の資金調達を実施したことにより、財務状況が大きく改善している。安全性を示す自己資本比率は前期の53.2%から74.2%へ上昇し、有利子負債比率は逆に31.0%から10.7%に低下した。一方、収益性に関しては前述したように、ソフトウエア受託開発事業、自動車アフターマーケット事業とも収益性が向上し、売上高営業利益率で前期の0.6%から3.5%に上昇した。また、ROEについてはまだ親会社株主に帰属する当期純利益が小さいため0.9%と低水準にとどまっているが、業績拡大に向けた道筋が見えてきており、今後は上昇に向かうものと予想される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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ICTソリューション事業を手掛けるテックファームを中核とする持株会社。自社サービス「コネクトアジア」等のクロスボーダー流通プラットフォーム事業も。ICTソリューション事業ではブランディング強化などに注力。 記:2024/08/23