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カイオム Research Memo(5):LIV-1205のライセンス契約締結、自社臨床開発に向けた準備を進めていく

2017/9/27 15:47 FISCO
*15:47JST カイオム Research Memo(5):LIV-1205のライセンス契約締結、自社臨床開発に向けた準備を進めていく ■カイオム・バイオサイエンス<4583>の今後の見通し 1. 2017年12月期の業績見通し 2017年12月期の業績見通しを会社側では開示していない。創薬事業について現段階で合理的な業績予想の算定が困難なためだ。ただ、LIV-1205のADC開発用途でのライセンス契約締結に向けた協議がADCTとの間で進んでおり、規模は小さいながらも契約一時金収入が計上される可能性がある。 一方、創薬支援事業の売上高は、前期の224百万円から201百万円と若干の減少を見込んでいる。これは富士レビオとの共同研究契約終了に伴い、当該売上高が減少することが主因で、これを除けばほぼ横ばい水準となる。主力顧客である中外製薬グループからの売上高はほぼ前期並みとなり、田辺三菱製薬グループその他の製薬企業や診断薬企業、アカデミアからの新規抗体作製受託業務の獲得に注力していく方針となっている。 費用面を見ると、人件費についてはほぼ上期並みの水準で推移する見込み。研究開発費についてはLIV-1205の臨床開発に向けた準備を進めていくため、下期は上期比で若干増加し、通期で400百万円(前期は626百万円)程度を見込んでいる。臨床試験のスケジュールについては2年後の開始を目標にしており、今後、対象疾患領域の絞り込みを行っていくほか、CRO(医薬品開発受託機関)との契約、臨床試験用製剤の製造に向けた検討などを進めていく予定となっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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独自の抗体作製技術を用いた医薬品を開発中の創薬ベンチャー。抗体創薬技術の供与も。武田薬品と業務委託基本契約を締結。創薬支援事業は売上増。既存顧客との安定取引の継続。がん治療向け抗体の導出で契約一時金獲得へ。 記:2024/06/10