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トラストテック Research Memo(11):年率20%の収益成長スピード維持が目標

2017/9/22 15:41 FISCO
*15:41JST トラストテック Research Memo(11):年率20%の収益成長スピード維持が目標 ■中期経営計画と中長期の成長戦略 1. 中期経営計画の全体像と進捗状況 トラスト・テック<2154>は2015年8月に中期経営計画を発表し、その後、毎年の本決算発表時にアップデートを重ねている。すなわち、同社の中期成長戦略とは、中期経営計画の着実な実行にほかならない。 その中期経営計画の内容は、経営指標として、1)年率20%以上の成長スピードの維持、2)連結営業利益率10%の達成、の2つを掲げ、成長戦略として、1)自立成長とM&Aの組み合わせによる成長、2)地域と領域の2つの軸での成長、をそれぞれ掲げている。 これまでの進捗状況を見ると、業績面では2016年6月期、2017年6月期と2期連続して当初の想定を上回る売上高を達成した。詳細は後述するが2018年6月期もこれまで同様当初予想を上回り、かつ、前期比20%成長という目標成長率をほぼ達成する予想となっている。結果、中期経営計画策定当時の想定よりも1年前倒しで売上高500億円を達成する見通しだ。 内容的にも、自立成長(オーガニックグロース)による増収分と、M&Aによる増収分とがバランス良く、車の両輪として成長を支えている状況にある。 もう1つの経営目標である営業利益率はまだ10%台が定着するには至っていない。2017年6月期はMTrec買収に伴うのれんの償却負担のため、営業利益率は7.5%に低下した。のれん償却費等を戻したEBITDAの対売上高比率(EBITDAマージン)は2017年6月期は9.3%と10%に近い水準になるが、前期比ではマージンが縮小しており、収益性の面ではまだ改善の余地があるという状況だ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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ビーネックスグループ、夢真ホールディングスの経営統合で2021年に誕生。エンジニア在籍数は2万2600名超。取引社数は約3400社。機電・IT領域が主力。在籍人数の増加や契約単価の改善等で建設領域は順調。 記:2024/06/25