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キャンバス---CBP501作用メカニズムに関する論文のOncotarget誌への掲載(3報め)を発表

2017/9/20 14:45 FISCO
*14:45JST キャンバス---CBP501作用メカニズムに関する論文のOncotarget誌への掲載(3報め)を発表 キャンバス<4575>は19日、CBP501作用メカニズムに関する論文のOncotarget誌(癌の分子標的治療領域の医学論文誌)への掲載があったと発表した。 この論文では、CBP501がプラチナ製剤との組み合わせによって免疫原性細胞死(炎症が生じ免疫系の働きを促すような細胞の死に方) とCD8細胞傷害性T細胞の腫瘍組織への浸潤を促進し、これらにより免疫チェックポイント阻害抗体の薬効を高めることを動物実験で示した。 癌細胞は死ぬときに免疫系に悟られないよう周囲に炎症を生じさせずに死ぬことが多く、免疫系が賦活されない。免疫チェックポイント阻害抗体の働きを弱める要因のひとつとなっていると考えられている。 CBP501作用メカニズムに関する最近の論文掲載は今回で3報めとなるが、同社は、今回のものは特にCBP501の価値の中核をなすものとしている。 今回、同誌はこの論文を「Priority Research Papers」(優先度の高い重要な論文)に選定し掲載した。これについて同社は、免疫チェックポイント阻害抗体の薬効を高める治療への諸方面の関心の高さや、CBP501の能力のめざましさを示すものとしている。 《MW》
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抗がん剤の研究開発に特化した創薬バイオベンチャー。静岡県沼津市に本社。免疫着火剤「CBP501」が先行パイプライン。基礎研究、臨床開発の連携サイクルが強み。CBP501は次相臨床試験の準備を進める。 記:2024/08/13