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クロスマーケ Research Memo(11):2017年12月期下期は再成長に向けてリスタートの期

2017/9/20 15:10 FISCO
*15:10JST クロスマーケ Research Memo(11):2017年12月期下期は再成長に向けてリスタートの期 ■業績動向 3. 2017年12月期の業績見通し クロス・マーケティンググループ<3675>は2017年12月期業績を、売上高17,350百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益1,151百万円(同14.2%減)、経常利益1,071百万円(同15.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益251百万円(同70.0%減)と見込んでいる。事業別予想は、国内リサーチ事業9,890百万円(同7.3%増)、海外リサーチ事業4,715百万円(13.3%増)、ITソリューション事業2,055百万円(7.8%増)、その他の事業690百万円(0.1%増)である。 同社は通期業績予想を、売上高は変更しなかったが、営業利益で249百万円、経常利益で311百万円、当期純利益で574百万円下方に修正した。上期の一部大手顧客で生じた予算消化の遅れによって収益化が下期以降にずれ込んでいること、遅れていた人員採用を進捗させること、それからKadenceで追加支払いが発生したこと——などが要因である。 新しい業績予想は、上期のモメンタムからやや頑張らなければならない目標ではある。しかし、リサーチ事業、ITソリューション事業とも堅調に推移していること、上期の事業上の営業利益が同社予想を上回っていること、国内リサーチ事業で生産性改善による粗利率の改善と海外リサーチ事業の売上高増加による粗利額の確保が見込まれること、今後Kadenceのような追加支払いの発生する可能性のある案件がないこと——などから十分射程圏内と考えられ、次の成長へとつながることが期待される。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《TN》
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マーケティングメディアの運営等を行うデジタルマーケティング事業、データマーケティング事業、インサイト事業を手掛ける。配当性向15%前後目安。1100万人超のパネルネットワークや幅広い顧客基盤などが強み。 記:2024/07/26