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サイバー攻撃の脅威、SMBC日興証券(花田浩菜)

2017/9/13 12:27 FISCO
*12:27JST サイバー攻撃の脅威、SMBC日興証券(花田浩菜) こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。 技術の進歩によってサイボー攻撃の多様性も増しており、対策はますます困難になっています。9/13付の「Daily Outlook」では、サイバー攻撃の脅威について考察しているのでご紹介します。 まず同レポートでは、『サイバー攻撃による被害はたびたび話題にあがる。警察庁によると、今年上期のサイバー攻撃等に関する相談件数は約7万件と過去最高となった。最近では、仮想通貨アカウントへの不正アクセスによる不正送金事例も確認されている。また、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)による攻撃件数は、昨年に比べると減少したものの、今年の5月や6月に世界的に大規模な被害が出ており、油断できる状況とはいえないだろう』と伝えています。 次に、『サイバー攻撃の増加はあらゆるモノがインターネットにつながるIoTが発展していることも関係しているだろう。昨年に起こった大規模なDDoS攻撃(分散させた攻撃元からサーバに負荷をかけ、サービスを妨害するもの)も、ウイルスにIoTデバイスが感染して引き起こされた。また、実用化に向け着実に前進している自動運転に関しても、エンジンやブレーキの制御、カーナビの改ざん、ドアロックなど、様々なシステム障害が顕在化する可能性がある』と見ており、サイバーセキュリティ対策が中長期的なテーマになりうると言及しています。 続けて、『国内の情報セキュリティ市場は、年々着実に拡大しており、日本ネットワークセキュリティ協会「2016年度情報セキュリティ市場調査報告書」によると、2017年度は1兆円に迫ると予想されている。政府も既にサイバーセキュリティの国家資格を新設するなど、人材育成に取り掛かっており、サイバーセキュリティの成長産業化に取り組む方針だ』と紹介しています。 最後にレポートでは、こうした動きの恩恵を受けると予想される『サイバーセキュリティ関連銘柄』を紹介しています。具体的にはデジアーツ<2326>やソリトン<3040>、EG<6050>など全7銘柄が挙げられていますので、詳しくは9/13付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。 また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 《DM》
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