マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/26 6:36:36
14,602,208
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ノムラシステム Research Memo(2):2017年12月期上期は営業利益は前年同期比26.6%増

2017/9/12 15:12 FISCO
*15:12JST ノムラシステム Research Memo(2):2017年12月期上期は営業利益は前年同期比26.6%増 ■業績動向 ノムラシステムコーポレーション<3940>の2017年12月期第2四半期累計(1月~6月)決算は、順調な着地となった。売上高が1,239百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益が209百万円(同26.6%増)、経常利益が207百万円(同25.5%増)、四半期純利益が147百万円(同48.5%増)と大幅増益を確保している。 売上原価率が前年同期比の73.8%から71.2%に改善する一方、販管費の比率も12.3%から12.0%に低下。急激な売上高の成長はなかったものの、これらによって営業利益率が13.9%から16.9%に上昇した。 利益率改善の理由として、プライム案件、準プライム案件の比重が高くなったことが挙げられる。プライム案件とは、クライアントから直接受注し、全工程を同社のコンサルタントが担当。従来型のFIS案件 が、プライムベンダーから支援依頼を受け、手助けする形で部分的に対応することになるため、売上総利益率に30ポイントほどの差が生じる。 2016年12月期上期は、プライム案件、準プライム案件が2割、FIS案件が8割ほどの割合だったのが、2017年12月期上期は3対7となるなど、プライム案件、準プライム案件が堅調に推移したことで、営業利益率の上昇につながった。今後もプライム案件の新規拡大、既存継続することで、利益率の向上を目指していく。 2017年12月期通期は、売上高が2,501百万円(前期比2.4%増)、営業利益が337百万円(同7.7%増)、経常利益が335百万円(同7.4%増)、当期純利益が204百万円(同4.9%増)を見込んでいる。第2四半期決算発表時に予想を据え置いたが、折り返し地点までの進捗率から上振れ余地が大きい。売上高の通期予想に対する進捗率は49.3%、営業利益の進捗率は62.0%となっている。社会情勢などが激変しなければ、上方修正される可能性が高そうだ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也) 《HN》
関連銘柄 1件
120
11/25 15:30
±0(0%)
時価総額 5,589百万円
独SAP社の統合基盤業務システムを軸とするシステム導入コンサルティングを手掛ける。人事ソリューションに強み。RPA・AIコンサル等も。コンサルタント数は順調増。大手製薬会社向けなど各プロジェクトは順調。 記:2024/06/24