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サイオス Research Memo(3):2017年12月期第2四半期累計は金融向けの反動減で営業減益に

2017/9/8 15:40 FISCO
*15:40JST サイオス Research Memo(3):2017年12月期第2四半期累計は金融向けの反動減で営業減益に ■業績動向 1. 2017年12月期第2四半期累計の業績概要 7月31日付で発表されたサイオステクノロジー<3744>の2017年12月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比0.2%減の6,226百万円、営業利益が同47.5%減の173百万円、経常利益が同37.0%減の184百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同1.1%増の89百万円、同社が経営指標として重視しているEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却)は、同37.5%減の260百万円となった。 売上高は、国内のIT投資拡大を背景に主力の「LifeKeeper」やRed Hat,Inc関連商品、OSS関連商品、MFP向けソフトウェアがいずれもが伸長したものの、子会社で展開する金融機関向けアプリケーション製品が前年同期の水準が高かった反動で大幅減収となったことが響いて、微減収にとどまった。地域別の売上動向を見ると、日本が前年同期比0.4%減の5,859百万円、海外が同3.5%増の367百万円となった。海外については米国において「LifeKeeper」の販売が好調に推移したことが増収要因となった。 営業利益の増減要因を見ると、オープンシステム基盤事業の増益で26百万円、アプリケーション事業の減益で183百万円となった。金融機関向けの売上減少が影響して売上総利益率が前年同期比1.7ポイント低下した。また、販管費では研究開発費が前年同期比で18百万円減少したものの、販売支援費で21百万円、人件費で19百万円、地代家賃で18百万円増加した。 営業外収支は、前年同期に計上した持分法による投資損失38百万円がなくなったことなどにより48百万円改善した。また、親会社株主に帰属する四半期純利益が増益となったが、これは前年同期に特別損失として計上した過年度決算訂正関連費用139百万円等がなくなったことによる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《MW》
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