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サカタインクス---2Q売上高は2.6%増、印刷インキは国内と欧州で増益、機能性材料も引き続き好調

2017/8/21 7:57 FISCO
*07:57JST サカタインクス---2Q売上高は2.6%増、印刷インキは国内と欧州で増益、機能性材料も引き続き好調 サカタインクス<4633>は10日、2017年12月期第2四半期(17年1-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.6%増の772.72億円、営業利益が同7.9%減の45.58億円、経常利益が同1.3%減の59.23億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.4%増の46.30億円だった。 印刷インキは、円高による為替換算の影響を受けたものの、パッケージ関連の印刷インキの拡販が進み、機能性材料も好調であったことから売上高は増加した。利益面はアジアや北米で人件費等が増加、また、為替換算の影響を受けたものの、国内でのコスト削減が寄与し微減に留まっている。地域別にみると、国内では増収増益、アジアと北米では増収減益、欧州では増収増益(黒字化)となった。 機能性材料は、インクジェットインキは日本での販売が順調に推移し、欧米販売もやや上向いてきたため増益となった。トナーは海外向けが好調に推移、カラーフィルター用顔料分散液も販売が伸長し前年同期を上回った。利益面も全般的な販売数量の増加が寄与し増益である。 2017年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.8%増の1585億円、営業利益が同5.1%減の96億円、経常利益が同1.1%増の120億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.0%増の87億円と見込んでいる。 《TN》
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1896年創業の印刷インキメーカー。各種印刷インキ、粉体トナーなどの機能性材料を手掛ける。アルミ缶用インキで世界トップシェア。総還元性向50%以上目指す。パッケージ分野中心に環境配慮型製品を積極展開。 記:2024/07/01