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ディー・エル・イー--- 事業構造改革の効果で今期予想は売上35.5%増、赤字幅は大幅に縮小

2017/8/15 11:43 FISCO
*11:43JST ディー・エル・イー--- 事業構造改革の効果で今期予想は売上35.5%増、赤字幅は大幅に縮小 ディー・エル・イー<3686>は14日、2017年6月期通期の連結決算を発表した。売上高が44.27億円、営業損失が8.95億円、経常損失が9.16億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が18.01億円となった。 ソーシャル・コミュニケーション領域においては、IPの露出先の拡大や展開手法の多様化による、IP価値の成長に連動し、各サービスを展開した。 「TOKYO GIRLS COLLECTION」においては、アジア展開を加速させている。さらに、10年間に渡りトレンドを生み出し続けてきたプロデュース力と、インフルエンサーの発掘・育成を行ってきたノウハウを活かし、インフルエンサーマーケティング事業を新規に開始・展開するなど、事業領域・規模を急速に拡大させている。新規事業領域としては、DOTAMA、泉まくらなどが所属する音楽レーベル「術ノ穴」が同社グループに参画し、新たな事業領域として音楽プロデュース事業に本格参入した。 IPクリエイション領域においては、各IPのTVシリーズ・WEBシリーズの継続により認知度向上及び世界観醸成に努めるとともに新規映画作品の公開等を行った。 一方で、中国大型案件の交渉中止、国内案件全般について供給体制が十分に整わなかったことによる一部受注の見送り及び納品時期の次期への変更等により売上が減少するとともに、近年の映像制作業界の人材逼迫により、当初想定していたプロデュース及び制作体制を十分に構築することができず、リソースの分散を招き、当初計画と比較して新規IPの育成、既存IPの成長が進まなかった結果、獲得する収益を固定費(人件費、出資金償却等)が上回り、営業損失及び経常損失を計上した。また、当該状況について事業構造を抜本的に改革することが必要であると判断し、事業構造改善費用、減損損失及び関係会社株式評価損等の特別損失を計上した。 2018年6月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比35.5%増の59.99億円、営業損失が1.70億円、経常損失が1.83億円、親会社株主に帰属する当期純損失が1.97億円としている。 事業構造の改革を進めた結果、新体制を構築したが、2017年6月期以前に契約を締結した収益性の低い一部案件における納品の発生、新体制での営業活動及び開発活動が業績に反映されるまでのタイムラグがあるものの、赤字幅は大幅に縮小する見込みとしている。 《TN》
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