マーケット
10/2 15:15
37,808.76
-843.21
42,196.52
+39.55
暗号資産
FISCO BTC Index
10/3 13:30:40
9,032,926
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

カイオム・バイオサイエンス---2Qは赤字縮小、LIV-1205のライセンス契約締結へ

2017/8/14 16:06 FISCO
*16:06JST カイオム・バイオサイエンス---2Qは赤字縮小、LIV-1205のライセンス契約締結へ カイオム・バイオサイエンス<4583>は10日、2017年12月期第2四半期(17年1-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比22.0%減の1.02億円、営業損失が3.88億円(前年同期は5.82億円の損失)、経常損失が3.89億円(同5.80億円の損失)、四半期純損失が3.89億円(同7.11億円の損失)となった。 創薬事業において、LIV-1205(ヒト化抗DLK-1抗体)はスイスのADC Therapeutics社がオプション権を行使したことにより、同社とADC領域での開発・製造・販売権を付与するライセンス契約を締結することとなった。LIV-1205の通常抗体は、2016年10月よりPediatric Preclinical Testing Consortiumにて、動物モデルでの薬効評価が実施されている。また、自社での臨床開発の準備に向けた社内体制の構築、治験薬製造に向けたCMO(受託製造機関)の選定等を開始している。LIV-2008b(ヒト化抗TROP-2抗体)は、ADC Therapeutics社におけるオプションライセンスの行使はなく、契約は終了するが、得られている前臨床データに基づき、引き続き研究開発及び導出活動を継続する。 創薬支援事業は、中外製薬<4519>と同社の海外子会社であるChugai Pharmabody Research Pte. Ltd.との契約に基づく研究開発活動及び受託事業を行なっている。田辺三菱製薬<4508>とTanabe Research Laboratories U.S.A, Inc.との契約に基づく抗体作製プロジェクトも進めている。その他、ADLib(R)システムを活用した新たな受託案件及び共同研究も実施している。 2017年12月期通期の業積予想は、創薬事業について合理的な業積予想が困難として開示していないが、創薬支援事業の業積予想は開示しており、2017年12月期通期の創薬支援事業の売上高は2.01億円としている。 《TN》
関連銘柄 3件
4508 東証1部
2,006
2/26 15:00
-3(-0.15%)
時価総額 1,126,205百万円
三菱ケミカル系の製薬会社。主力は抗リウマチ薬「レミケード」。自己免疫疾患、糖尿病・腎疾患等が重点疾患領域。三菱ケミカルHDがTOB実施。成立なら上場廃止へ。医薬品事業は伸び悩む。20.3期2Qは業績低調。 記:2019/11/26
4519 東証プライム
6,851
10/2 15:00
-223(-3.15%)
時価総額 11,503,226百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
114
10/2 15:00
-8(-6.56%)
時価総額 6,763百万円
独自の抗体作製技術を用いた医薬品を開発中の創薬ベンチャー。抗体創薬技術の供与も。武田薬品と業務委託基本契約を締結。創薬支援事業は売上増。既存顧客との安定取引の継続。がん治療向け抗体の導出で契約一時金獲得へ。 記:2024/06/10