マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,011.59
-184.93
暗号資産
FISCO BTC Index
10/6 7:45:02
9,238,659
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

スリープロG Research Memo(2):主力はBPO事業。M&Aを積極活用して成長を続ける企業グループ

2017/8/10 15:48 FISCO
*15:48JST スリープロG Research Memo(2):主力はBPO事業。M&Aを積極活用して成長を続ける企業グループ ■会社概要 1. 会社概要と沿革 スリープログループ<2375>は、IT関連の機器サポートとコンタクトセンターが主力のBPO(Business Process Outsourcing)事業会社である。設立は1977年。90年代後半のYahoo!BB設置事業で急成長し、2003年に東証マザーズ市場に株式公開した。その後は、IT関連商品・サービスの販売支援事業やコールセンター事業、システム開発事業、教育支援事業などをM&Aにより取得し、IT関連サービスを総合的に行う企業グループとなった。2011年に経営体制を一新し、BPO事業に特化して経営体質の強化に取り組んだ。2015年3月には東証2部へ市場変更、その後攻めに転じ、2015年8月にWELLCOM IS(株)(コンタクトセンター事業)、2015年11月には(株)アセットデザイン(ビジネス成長支援事業)、2016年2月には(株)JBMクリエイト(コンタクトセンター)の株式取得・完全子会社化を行い、事業規模を拡大している。 2. 事業構成 同社はBPO事業とコワーキングスペース事業を行っているが、BPO事業は4つのサービスに分けることができる。 ●BPO事業 (1) フィールドサポート事業 フィールドサポート事業は創業当時からの事業である。全国に広がる125,000人の登録スタッフによりITに特化したフィールドサポートや運用保守が行われるが、PC向けのサポートはWindows10への入替需要が一巡し苦戦が続く。全社売上の約27%(2017年10月期第2四半期)を占める。 (2) コンタクトセンター事業 コールセンターコンサルティングサービス、コールセンター委託サービス、テレホンオペレーター派遣などを行う。スリープロ(株)、WELLCOM IS、JBMクリエイトの3社で行われており、特にIT周辺のヘルプデスクに定評がある。全社売上の約39%(同)を占める同社最大のセグメントである。 (3) テクノロジー事業 子会社のスリープロウィズテック(株)及び2016年9月に子会社化したヒューマンウェアにて展開するシステム開発、エンジニアリング開発の受託、人材支援サービスである。全社売上の約11%(同)とM&A効果で構成比を高めた。 (4) マーケティングコミュニケーション事業 通信キャリアサービスの新規顧客開拓、消費者への製品説明、実演・イベントなどの販売応援などを手掛ける。近年、販促用の人型ロボットの導入やメンテナンスなどが伸びている。全社売上の約11%(同)である。 以上の4サービスの顧客は主に大手の法人であり、メーカーや通信会社、小売業などが主である。 ● コワーキングスペース事業 アセットデザインにおいて、個人や小規模事業者向けに、レンタルオフィスやコワーキングスペースを手掛ける。全社売上の約11%(同)と前年同期から1ポイント構成比を高めており、成長軌道に乗っている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《MW》
関連銘柄 1件
2375 東証スタンダード
342
10/4 15:00
-5(-1.44%)
時価総額 7,511百万円
IT人材によるBPOが主力。シェアオフィスも。24.10期1Qはコールセンターの特需剥落。だがシステム受託開発の好調続く。通販、シェアオフィスは黒字化。コスト削減も進み利益改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/04/15