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プロパスト Research Memo(5):高速回転で買収から売却へ、市場リスクは小さい

2017/8/8 15:23 FISCO
*15:23JST プロパスト Research Memo(5):高速回転で買収から売却へ、市場リスクは小さい ■バリューアップ事業 1. 事業概要 バリューアップ事業では、6ヶ月程度の短期案件を取り扱う。首都圏エリアを中心に3~5億円程度の中古の収益レジデンス等を購入し、バリューアップを実施することにより付加価値を高めた上で、個人投資家及び海外投資家を対象に売却を実施する。少額のバリューアップで効果的に付加価値を高めることで、短期間での売却及び資金回収を図る。プロパスト<3236>は購入後すぐに工事に入るため、工事開始から1ヶ月後には販売を開始することもある。買収から売却へ高速回転で事業を回しており、すぐ売却できるため市場リスクが小さいと言える。現状、同事業では年間20棟ペースで売却している。 同社にはゼネコン出身者も多く、ノウハウに長けた人材が多い。特に、クリーニング、植栽、外光などの共用部分の管理が行き届かないところにもニーズはあり、資産価値の向上につながる。 バリューアップ事業の2017年5月期売上高は前期比34.8%増であったが、営業利益は同9.7%増にとどまったことから、営業利益率は前期の13.2%から10.7%に低下した。売上げでは会社全体の52.6%で、営業利益では39.2%を占めている。 2. 実績例 最近の実績例として、下目黒プロジェクト(東京都目黒区)、野方プロジェクト(東京都中野区)、松庵プロジェクト(東京都杉並区)、喜久井町プロジェクト(東京都新宿区)、西巣鴨2プロジェクト(東京都豊島区)、錦町2プロジェクト(東京都立川市)、日本橋中州プロジェクト(東京都中央区)、原町プロジェクト(東京都新宿区)、高田2プロジェクト(東京都豊島区)などがある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希) 《HN》
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分譲開発事業、賃貸開発事業、バリューアップ事業を展開する総合不動産ディベロッパー。首都圏マンション市場で事業展開。仕入力、交渉力等が強み。自社物件ではガレリアドゥエル神田岩本町の全戸引き渡しが完了。 記:2024/05/10