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半導体製造装置各社の決算動向、業績好調だが株価に注意が必要、SMBC日興証券(花田浩菜)

2017/8/2 12:35 FISCO
*12:35JST 半導体製造装置各社の決算動向、業績好調だが株価に注意が必要、SMBC日興証券(花田浩菜) こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。 8/2付の「Daily Outlook」では、半導体製造装置各社の決算動向について考察されているのでご紹介します。 まず同レポートでは、『半導体製造装置各社の業績は、総じて好調が予想されている(図表 2)。前週は、東京エレクトロン(8035)とアドバンテスト(6857)の18年3月期第1四半期(4-6月)決算が発表された。前年同期比較で、東エレクは大幅増収増益、アドバンテは微増収大幅減益となった』と伝えています。 続けて、これら2社の値動きについて、『発表日が異なるため、相場全体の動きも影響しているが、発表翌日の株価は、東エレクが下落、アドバンテが上昇となった。アドバンテは、減益ながら四半期のブレによるもので通期見通しに変更はないこと、四半期受注が増加したことから、ポジティブに評価されたとみられる。一方、東エレクは、四半期受注が業績予測の指標として必ずしも適切ではない、として今回から受注の開示を取りやめている』と、必ずしも決算と値動きが直結しているわけではないことを紹介しています。 次に、指標について、『受注は、売上に先行する指標である。また、需給が逼迫すると、前倒しの受注が出るなど、事業動向をより敏感に反映するとみられる。このため、半導体製造装置各社の株価は、売上・利益よりも、受注動向に連動する傾向がある。東エレクは、決算発表時に「短期及び長期の事業環境は良好」とコメントしているが、四半期受注の開示を取りやめたため、「受注水準によっては株価が天井を付けるかもしれない」、という市場の警戒感を払拭できていない可能性がある』と、株式市場は受注に注目する傾向があると分析しています。 また、『半導体製造工程は、多様な半導体製造装置を使用する。また、半導体の種類により使用する装置が異なるため、装置企業はすみわけが進み、事業動向は各社で異なる場合が多い』とも述べています。 最後にレポートでは、『半導体製造装置の主な銘柄』を紹介しています。具体的には東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>など全6銘柄が挙げられていますので、詳しくは8/2付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。 また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 《DM》
関連銘柄 2件
6857 東証プライム
7,209
9/27 15:00
+309(4.48%)
時価総額 5,523,312百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
27,475
9/27 15:00
+1,715(6.66%)
時価総額 12,958,117百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07