マーケット
10/1 15:15
38,651.97
+732.42
42,156.97
-173.18
暗号資産
FISCO BTC Index
10/2 15:23:08
8,860,588
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

エイジア Research Memo(5):財務状況は良好で、収益性も高水準を安定してキープ

2017/6/29 16:59 FISCO
*16:59JST エイジア Research Memo(5):財務状況は良好で、収益性も高水準を安定してキープ ■業績動向 3. 財務状況と経営指標 エイジア<2352>の2017年3月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比99百万円増加の1,505百万円となった。主な増減要因としては、流動資産では現金及び預金が51百万円減少した一方で、受取手形及び売掛金が54百万円増加した。また、固定資産では有形固定資産が32百万円、無形固定資産が48百万円増加し、投資その他の資産が16百万円それぞれ増加した。 一方、負債は前期末比48百万円増加の299百万円となった。流動負債で前受収益が18百万円、賞与引当金が6百万円増加したほか、固定負債では長期前受収益が8百万円増加し、新たに株式給付引当金が9百万円発生した。純資産は、前期末比51百万円増加の1,206百万円となった。自己株式の取得197百万円、剰余金の配当で36百万円の減少要因となったが、親会社株主に帰属する当期純利益176百万円を計上したほか、自己株式の処分119百万円を実施したことによる。 経営指標を見ると、安全性を示す自己資本比率は79.7%と前期末比で1.6ポイント低下したが、80%前後の高水準を継続しており、有利子負債もないことから財務の健全性は高いと判断される。また、収益性についてはROEで15.1%、営業利益率で21.6%といずれも2ケタ台で高水準を維持している。同社の収益の大半がストック型の収益で占められていることが、安定して高い収益性を維持している要因と考えられる。なお、同社は発行済株式総数の10.5%を自己株式として保有しているが、同株式については今後M&Aを実施する際などに活用していくことを考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《MW》
関連銘柄 1件
2352 東証プライム
880
9/28 15:00
+5(0.57%)
時価総額 3,519百万円
企業向け電子メール配信システム大手。エンタープライズ・ソフトウェア事業、デジタル・マーケティング運用支援事業等を展開。クラウドサービスのWEBCASスタンダード版は売上堅調。23.3期1Qは小幅増収。 記:2022/08/31