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Pウォーター Research Memo(6):新中期経営計画を発表、5年後に売上高550億円、営業利益40億円を目指す

2017/6/23 15:05 FISCO
*15:05JST Pウォーター Research Memo(6):新中期経営計画を発表、5年後に売上高550億円、営業利益40億円を目指す ■中長期の成長戦略 1. 5ヶ年の中期経営計画を発表 プレミアムウォーターホールディングス<2588>は、2017年5月19日に中期経営計画を発表した。この計画は、2018年3月期を初年度とし、2022年3月期を最終年度とし、5つの経営指標(売上高、営業利益、EBITDA、新規契約件数、期末保有契約件数)を計画したものである。 最終年度(2022年3月期)に、売上高55,000百万円(2017年3月期比で2.8倍)、営業利益4,000百万円(同4,569百万円増)、EBITDA9,500百万円(同5.3倍)、新規契約件数35万件(同1.7倍)、期末保有契約件数141万件(同3.0倍)という積極的な成長計画である。前年発表の5ヶ年計画から間がない中でローリングされた背景には、新規顧客獲得の好調がある。前中期経営計画では、2021年3月期に売上高40,000百万円の計画だったが、今中期経営計画では47,500百万円に上方修正されている。営業利益に関しては、前中期経営計画で2018年3月期に黒字化する計画だったが、今中期経営計画では2019年3月期まで先送りとした。より大きく先行投資をして、より大きく刈り取る方向性が見て取れる。計画の現実性をチェックする数字として、新規契約件数が適すると考える。新規契約件数の計画値は、2018年3月期26万件、2019年3月期28万件、2020年3月期30万件、2021年3月期32万件、2022年3月期35万件と2017年3月期から年約3万件ずつ増え、年率10.8%の成長となる。同社の強みである営業組織のポテンシャルから考えると想定可能な数字と言えるだろう。 2. プレミアムモールが2017年5月にオープン 同社は2017年5月2日に、プレミアムウォーター会員に限定した通販サイト「プレミアムモール」をオープンした。商品点数は150品目前後だが徐々に増やす予定だ。「三重県産さくらポークももしゃぶしゃぶ」や「淡路島の名産品」、「骨まで食べられる煮魚セット」など厳選した商品を展開する。利用者はプレミアムウォーターアプリから入り、月額利用料は無料だ。目的はあくまでも水を購入している会員の顧客満足度の向上であり、結果として水のリピート率の向上が期待される。保有契約件数で484千件(2017年4月末)の会員がいるため、商品次第ではあるが中長期的には大きな追加売上が期待される。なお、2018年3月期及び中期経営計画には、プレミアムモールの業績は考慮されていない。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《TN》
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ミネラルウォーターなど飲料水の製造・販売を行うプレミアムウォーターを中核とする持株会社。宅配水市場顧客数は160万件超で国内トップ。生産能力は月間約500万本。デモンストレーション販売等で新規獲得図る。 記:2024/09/01