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*15:12JST 新興市場銘柄ダイジェスト：ケア21がストップ高、イデアインターは連日の上場来高値更新 <4563> アンジェス 503 +80 ストップ高買い気配で年初来高値更新。特別な機能を持つ遺伝子を使い血管の病気を治す遺伝子治療薬について、今年10月をメドに厚生労働省に製造販売の承認を申請すると一部メディアで報じられている。承認されれば国内初の遺伝子治療薬となる。この報道によれば、同社は実用化を進めている「ベペルミノゲン」を血管が詰まり足が壊死する「重症虚血肢」の薬として申請するもよう。18年にも発売を目指すという。 <3300> アンビション 1260 +50 一時1500円まで上昇。エボラブルA<6191>との間で資本業務提携を行うと発表している。エボラブルAを割当先として新株式33万7200株を発行し、差引手取概算額で約3.94億円を調達する。エボラブルAの所有割合は議決権ベースで10.15％となる見込み。同社が開発・企画・仕入れ・管理等を行う民泊物件をエボラブルAの総合旅行サービスプラットフォーム「AirTrip（エアトリ）」に掲載するなど、より業務提携を深化させる。 <3921> ネオジャパン 2378 +332 一時ストップ高で年初来高値更新。17年2-4月期（第1四半期）決算を発表している。営業利益は前年同期比38.5％増の1.62億円で着地した。18年1月期の通期業績については営業利益で前期比10.3％増の4.32億円とする従来予想を据え置いているが、第1四半期の順調な出足が好感されたようだ。また、1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は6月30日。 <3653> モルフォ 5330 +390 急反発。16年11月-17年4月期（第2四半期累計）決算を発表している。売上高は前年同期比15.4％増の12.00億円、営業利益は同13.4％増の4.83億円で着地した。主力のカメラデバイス事業では車載向け開発収入等が増加した。17年10月期の通期業績については、営業利益で前期比15.2％の9.50億円とする従来予想を据え置いている。第1四半期を32.6％営業減益で通過していただけに、第2四半期の順調な進捗が好感されたようだ。 <1436> フィット 1760 -368 大幅続落。17年4月期決算を発表している。営業利益は11.35億円となり、従来予想（11.16億円）とおおむね同水準で着地した（17年4月期は13ヶ月の変則決算）。また、18年4月期については営業利益で12.06億円との見通しを示している。ただ、株価は業績期待などを背景に5月以降大きく上昇していたため、本日は決算発表を受けて短期的な材料出尽くし感が先行したようだ。寄り付き後は下げ渋る場面も見られた。 <3140> イデアインター 1356 +116 連日で上場来高値を更新（株式分割考慮後）。先週末9日の大幅上昇で5月24日に付けていた1188円を上回ったが、本日も好業績や好需給を背景に買いを集めたようだ。同社は5月15日、16年7月-17年3月期（第3四半期累計）決算とともに17年6月期業績予想の上方修正などを発表した。足元でも親会社であるRIZAP−G<2928>とのシナジーへの期待が高いようで、株価の押し上げ要因となっている。 <2373> ケア21 3295 +501 ストップ高で年初来高値更新。16年11月-17年4月期（第2四半期累計）決算とともに、17年10月期業績予想の修正を発表している。第2四半期累計の営業利益は2.82億円（前年同期は0.19億円）となり、従来予想（2.00億円）を上回って着地した。売上高利益率の改善が大きく寄与した。また、今年1月に公表した投資有価証券売却益の計上に伴い、通期純利益見通しを4.00億円から7.00億円（前期は2.30億円の赤字）へと引き上げている。 <7435> ナ・デックス 812 -111 大幅続落。17年4月期決算を発表している。営業利益は前期比47.6％増の17.67億円となり、従来予想（12.10億円）を上回って着地した。また、期末配当は従来予想の1株当たり9.00円から19.00円（うち特別配当14.00円）に増額している。しかし、18年4月期の通期業績については営業利益で同20.8％減の14.00億円との見通しを示しており、ネガティブ視されたようだ。 《DM》