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マルコ Research Memo(1):2018年3月期からは収益の成長を追求するステージに移行

2017/6/1 15:35 FISCO
*15:35JST マルコ Research Memo(1):2018年3月期からは収益の成長を追求するステージに移行 ■要約 マルコ<9980>は1978年設立の、日本で初めて女性用体型補整下着を完成させた業界のリーディングカンパニー。全国に215店舗(2017年3月末現在)を擁し、独自の体型補整理論に基づくボディメイクとコンサルテーションを中心としたサービスを提供している。 1. コスト構造改革で2017年3月期は黒字転換を達成 2017年3月期は営業利益135百万円を計上し、黒字転換を果たした。要因としては、コスト構造改革を進め、全社的にコスト削減に努めたことが大きい。売上高は前期比横ばい圏の13,401百万円となったが、店舗統合により期中に14店舗減少したことを考慮すれば、売上高の面では下げ止まりを確認できたと弊社では評価している。 2. 『Maruko Reborn Project』を発表。2018年3月期からは収益成長ステージに移行 同社は成長戦略『Maruko Reborn Project』を発表し、2018年3月期から成長に向けた取り組みを開始した。2018年3月期は売上高15,000百万円、営業利益1,200百万円を目指している。実現のための施策の内容は、収益力・集客力・販売力の3点の強化が骨子となっており、そのための資金として5,000百万円の戦略投資を明示している。弊社では2018年3月期の業績は通過点に過ぎず、過去のピーク業績を更新していくポテンシャルがあるとみている。 3. 広告宣伝費の投下と低価格の新ブランド『m_fit』とで、“認知度向上⇒売上増”の正の循環を構築できるかに注目 2018年3月期から本格化する成長戦略の中で、最も注目されるのは広告宣伝の強化だ。主力顧客層の20代~30代向けのCMはこれからリリースされてくる。それに加えて、同社が2017年3月期に発売した低価格ブランド『m_fit』にも期待が高まる。高価格帯を主軸にしながら低価格帯のラインアップを整えたことで、広告宣伝費投下⇒認知度向上⇒売上増⇒広告宣伝費投下、というポジティブスパイラルの確立が期待され、その進捗が注目される。 ■Key Points ・1978年に設立。日本初の体型補整下着を製造販売した、業界のリーディングカンパニー ・各世代に適した効果的な広告宣伝と低価格ブランドの投入で新規顧客獲得を狙う ・2018年3月のV字回復は通過点。営業利益率10%の高収益体質の確立が目標 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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女性向け体形補正下着や化粧品、健康食品などを販売。生産は外部委託。婚礼・宴会も。16年からRIZAPグループ傘下。補整下着は新商品効果で堅調。CM効果も。婚礼・宴会はも伸びる。人件費増などを吸収へ。 記:2024/09/01