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イデアインター Research Memo(4):17/6期3Qは計画線で順調に推移。3Q単独期間の業績が好調に推移
2017/5/23 15:04
FISCO
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*15:04JST イデアインター Research Memo(4):17/6期3Qは計画線で順調に推移。3Q単独期間の業績が好調に推移 ■業績の動向 1. 2017年6月期第3四半期決算の概要 イデアインターナショナル<
3140
>の2017年6月期第3四半期決算は、売上高5,037百万円(前年同期比10.0%増)、営業利益163百万円(同209.7%増)、経常利益104百万円(同885.0%増)、四半期純利益64百万円(同894.5%増)と増収増益で着地した。 同社は第3四半期の業績見通しを公表していないため事前予想との比較はできないが、期初予想に対する売上・利益の進捗率から判断すると、今第3四半期決算は社内計画どおりの、極めて順調な決算であったと弊社ではみている。 売上高は、大ヒット商品のホットプレートを中核とするキッチン家電とトラベルグッズがけん引役となり、卸売事業、小売事業ともに前年同期比増収となった。販売ルート別(卸売、小売の直営店、小売の自社EC)では、小売の直営店売上高が、不採算店舗整理後の新規出店のタイミングが計画よりも遅れている影響で前年同期比減収となったものの、小売の自社ECが前年同期比18%増となり、小売事業トータルでは前年同期比増収を確保した。 利益面では、売上高売上総利益率が前年同期の42.0%から2017年6月期第3四半期は45.4%に3.4ポイント改善したことが注目される。この要因としては、円高効果もあったものの、仕入先との価格交渉の成果や自社製品比率の向上など同社の自助努力によるものが大きかったようだ。販管費は、ブランド認知度向上に向けて広告宣伝費の投入を増やしたものの、売上高販管費率は42.2%と前年同期からの上昇幅が1.3ポイントにとどまった。その結果、売上高営業利益率は3.2%で前年同期の1.1%から2.1ポイント改善した。 各利益項目の増益率が非常に大きくなっているのは、2016年6月期第3四半期単独期間(2016年1月−3月期)において、1月の売上高が大きく落ち込んだことからの反発だ。同社の商品には季節性の強い商品も多くあり、各シーズンの気候・天候の影響を受けやすい。2016年1月の不振により、2016年6月期第3四半期単独期間は5百万円の営業損失に陥った。それに対して2017年6月期第3四半期単独期間は天候要因に加えて前述のような売上総利益改善効果もあり、75百万円の営業利益を計上するに至った。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《NB》
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ライフスタイル商品ブランド「ブルーノ」、トラベル商品ブランド「ミレスト」等を手掛ける。RIZAPグループ傘下。卸売、直営店、Eコマースが販路。商品企画力などが強み。海外市場でブランド認知度向上を図る。 記:2024/10/03
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