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不動産株の上昇はインフレ期待の高まりとともに SMBC日興証券(花田浩菜)

2017/5/19 11:30 FISCO
*11:30JST 不動産株の上昇はインフレ期待の高まりとともに SMBC日興証券(花田浩菜) こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。 世界的な低金利の長期化を背景に、不動産への投資が増加していますね。5/19付の「Daily Outlook」では、インフレ期待の高まりとともに不動産株が上昇する理由についてまとめられているのでご紹介します。 まず同レポートでは、『2014 年以降、東証不動産株指数は対TOPIXでアンダーパフォームを続けてきた。一方で、業績面をみると堅調な推移が続いている。(中略)各社、マンション販売やマネジメントなどの事業を行っているが、最も利益に寄与している事業は賃貸事業だ』と伝えています。 次に、『賃貸事業好調の背景には、不動産価格の上昇やオフィス市況のタイト化などによる賃料の上昇がある。大手3社では、賃貸等不動産の含み益は7兆円を超え、デベロッパー にとって収益を生み出す源である物件の価値は、ここ数年で急上昇している。不動産の含み損益も考慮した割安・割高を計る判断材料の一つであるNAV倍率(不動産価値を考慮したPBRに相当)をみると、大手不動産株においても、NAV倍率1倍割れが目立つ。しかし、 先日の大手デベロッパーが買収されるとの観測報道のような不動産会社へのM&Aは、割安なバリュエーション水準が是正されるきっかけになる可能性もある』と分析しています。 今後については、不動産株の低迷の要因としてインフレ期待の低下などを挙げた上で『賃金上昇やコア CPI など物価指数の上昇が予想される中、再び期待インフレ率も高まると思われ、それとともに不動産株の上昇が期待できよう』との見解を述べています。 最後にレポートでは、『上昇が期待される不動産銘柄』を紹介しています。具体的にはヒューリック<3003>や東急不HD<3289>、三菱地所<8802>など全7銘柄が挙げられていますので、詳しくは5/19付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。 また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 《DM》
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時価総額 1,101,564百万円
不動産賃貸事業を中核とする不動産会社。東京23区中心に200件超の賃貸物件を保有。多数保有する好立地物件が強み。開発・建替事業、ホテル・旅館事業等も。物件の入れ替え、優良アセットの積み上げ等に取り組む。 記:2024/08/09
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時価総額 708,818百万円
東急不動産、東急コミュニティー、東急リバブルなどを傘下に収める持株会社。渋谷エリアの商業施設、オフィスビルの開発・運営に強み。配当性向30%以上目安。25.3期は売上、各利益ともに過去最高更新を見込む。 記:2024/07/05
8802 東証プライム
2,359.5
10/11 15:00
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時価総額 3,283,195百万円
総合不動産大手。三菱グループ。新丸の内ビルディングなど東京・丸の内エリアでオフィスビルを多数保有。住宅事業や投資マネジメント事業等も。配当性向30%程度目処。再開発プロジェクトの推進、事業化等に取り組む。 記:2024/07/07