マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,011.59
-184.93
暗号資産
FISCO BTC Index
10/7 3:25:54
9,336,177
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:堅調な業績推移で今後も成長を続けるハウス食品G本社を深掘り特集

2017/5/17 13:23 FISCO
*13:23JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:堅調な業績推移で今後も成長を続けるハウス食品G本社を深掘り特集 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2017年5月16日16時に執筆 決算発表のピークも一巡した感がありますが、今回は個人的にチェックしていた企業のほとんどが好決算を発表しており、今期も非常に期待が持てる見通し予想を計画に据えています。 本日は、そんな企業の中のひとつ、ハウス食品G本社<2810>を深掘り特集していきたいと思います。 ■ハウス食品G本社<2810>の会社情報 ▽ハウス食品G本社<2810>とは? カレーやシチューのルウで国内首位のハウス食品G本社<2810>。ハウス食品G本社<2810>といえば、カレーのルウのイメージが非常に強い会社ですよね。 ただ、色々と調べてみると、 ・カレーやシチューのルウ ・香辛料やスパイス ・レトルト食品 ・ハンバーグなどの洋食のソース ・インスタントラーメン ・鍋つゆやおでんの元などの液体調味料 ・お菓子、スナック ・ビタミンレモンやウコンの力 など、食に関する様々な製品カテゴリーを製造、販売を手がけています。 ハウス食品G本社<2810>は、薬種化学原料商店として1913年に大阪で創業。近年では、スナック菓子や飲料、健康食品にも注力していますが、15年にはカレーレストランのCoCo壱番屋<7630>、16年には香辛料の販売を行うギャバンを子会社化し、相乗効果の創出を急いでいる状態です。 ▽ハウス食品G本社<2810>の企業情報 市場:東証1部 貸借:貸借銘柄 業種:食料品 連結事業:香辛・調味加工食品49(7)、健康食品14(4)、海外食品8(7)、外食8(0)、他食品関連21(0)【海外】11(2016.3) 本社所在地:〒577-8520 大阪府東大阪市御厨栄町1-5-7 上場年月日:1971年7月 ■ハウス食品G本社<2810>の株主配当と株主優待情報 ▽株主優待情報 決算:3月末日 権利確定月:3月末日、9月末日 単元株数:100株 対象株主:毎年3月末日、9月末日現在の株主名簿に記載された、株式1単元(100株)以上を保有し、加えて、6ヶ月以上継続保有(3月および9月の株主名簿に連続2回以上記載)した株主を対象に年2回実施。 所有株式数:優待内容 100株以上:1,000円相当の自社製品詰め合わせ 200株以上:2,000円相当の自社製品詰め合わせ 1,000株以上:3,000円相当の自社製品詰め合わせ ▽株主配当情報 権利確定月:3月末日、9月末日 単元株数:100株 配当金:30〜32円(100株で3,000〜3,200円)※18年3月期通期予想 配当利回り:1.21% 実質配当利回り(配当金+株主優待):1.6% 対象株主:毎年3月末日、9月末日の株主名簿に記載された、株式1単元(100株)以上を保有する株主を対象に年2回実施。 ■ハウス食品G本社<2810>のファンダメンタルズ分析 ▽ハウス食品G本社<2810>の主要指標 予想PER:(連)35.07倍 実績PBR:(連)1.15倍 ROE:10.1% 期/売上高/営業利益/経常利益/純利益/1株利益/1株配当 連結14.3/232,610/9,589/10,962/8,792/83.1/35(記念配含) 連結15.3/231,448/8,686/10,957/6,971/67.6/30 連結16.3/241,893/10,775/12,152/22,632/220.5/30 連結17.3(予)/285,000/12,000/13,000/8,000/77.9/30 連結18.3(予)/295,000/13,000/14,000/8,500/82.7/30〜32 ※2017年5月16日時点、会社四季報参照 ▽ハウス食品G本社<2810>のネットネット指数 割安な銘柄を探し出す指数として使わるれこともあるネットネット指数。 ハウス食品G本社<2810>のネットネット指数は、3.32(2017年5月16日終値で計算)となっています。 ■ハウス食品G本社<2810>のチャート分析 ハウス食品G本社<2810>の現在株価は、2,623円(2017年5月16日終値)となっています。 ▽日足で考えるハウス食品G本社<2810>の短期売買シナリオ 日足チャートを見てみると、2017年3月28日の高値2,555円付近が目先の天井。 ・2016年12月7日の安値2,172円 ・2017年4月20日の安値2,384円 を結んだラインが下値支持線となっており、上値抵抗線と下値支持線との間で波を描く持ち合い状態を形成していました。 2017年5月12日(金)の大引け後に発表された17年3月期の決算では、通期の営業利益が14.3%増と好数字を発表。15日(月)には、この決算を好感した買いが入り大きく値を伸ばし、持ち合い相場を上方向にブレイクした恰好になります。 短期目線でのトレードを考えると、このまま追撃買いで入ると高値掴みとなってしまう可能性も捨てきれません。タイミング的に乗り遅れた格好となってしまっており、このタイミングでのトレードはリスクの方が大きい状態かな、と考えています。 短期売買エントリーポイント:無し ▽週足で考えるハウス食品G本社<2810>の中長期売買シナリオ ハウス食品G本社<2810>の週足チャートを見てみると、 ・2015年4月6日の週の高値2,700円 ・2017年3月27日の週の高値2,555円 を結んだラインが上値抵抗線を形成。 下値支持線としては、 ・2015年10月5日の週の安値1,945円 ・2016年4月4日の週の安値1,988円 を結んだラインが第1の下値支持線。 ・2016年4月4日の週の安値1,988円 ・2016年12月5日の週の安値2,172円 を結んだラインが第2の下値支持線。 ・2016年12月5日の週の安値2,172円 ・2017年4月17日の週の安値2,384円 を結んだラインが第3の下値支持線と、下値を着実に切り上げていることが分かります。 週足でも、昨日の上昇で上値抵抗線を上方向にブレイクしてきているのがわかります。加えて、2015年4月6日の週の高値2,700円が直近の高値となっているので、ここを抜けてくるようであれば、新展開入りと考えてエントリーしていきたいところです。 中長期売買エントリーポイント:直近高値である2,700円を明確に上抜いてきた段階で追撃買い。その場合、その後にひと押しあることを考え、余力を残した状態が理想です。 ■ハウス食品G本社<2810>の総合評価 ※2017年5月16日段階 カレーのルウと言ったら、ハウス食品。ハウス食品G本社<2810>は、消費者への浸透が非常に強いブランドを保有している点が一番の強みでしょう。 こうした強力な看板商品群に加え、ウコンの力などの健康飲料などにも注力しており、今後も堅調に業績を伸ばしていくと考えられます。 また、ハウス食品G本社<2810>は内需関連銘柄としてもセグメントされるため、安定した値動きをしていくことも大きな特徴。 こうした特徴を踏まえ、実質配当利回りも考慮した堅実な銘柄としてのポートフォリオ組み入れを検討する場合には、良い銘柄なのではないかとお思います。 当ブログでは、個人的に注目しているテーマ関連株の深掘り、個別銘柄の考察、世界経済の今後の流れ、投資全般に役立つ情報を定期的に発信しています。当記事のチャート付き解説などもありますので、ブログも併せてお読み頂けますとより深くご理解頂けるかもしれません。 また、本当は教えたくない〇〇な要注目テーマ株など、個人投資家向けに市場で注目されるテーマ株など、投資に役立つ情報を配信中の『元投資顧問社長のチラシの裏、公式メールマガジン』の配信も行っております。 『1日〜14日以内の短期売買・候補銘柄』を、メールマガジン限定で毎日配信中です。 「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、何卒宜しくお願い致します。 ---- 執筆者名:元・社長 ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏 《SK》
関連銘柄 2件
2810 東証プライム
3,060
10/4 15:00
+37(1.22%)
時価総額 308,298百万円
カレーやシチューのルウ、レトルトカレーで国内シェアトップ。1913年創業。壱番屋、マロニーなどを傘下に持つ。総還元性向40%以上目安。健康食品事業ではウコンの力が需要増。27.3期売上高3600億円目標。 記:2024/06/07
7630 東証プライム
1,037
10/4 15:00
-3(-0.29%)
時価総額 165,536百万円
カレーハウス「CoCo壱番屋」を直営・FCで全国展開。ハウス食品G本社傘下。海外はアジアと北米を軸に開拓。国内外で1450店舗超。中国は不採算店の閉鎖等で立て直し図る。M&A活用で新業態の展開進める。 記:2024/05/17