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用途と需要の拡大で好調が続く工作機械 SMBC日興証券(花田浩菜)

2017/5/16 11:30 FISCO
*11:30JST 用途と需要の拡大で好調が続く工作機械 SMBC日興証券(花田浩菜) こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。 日経平均は先週2万円まであと一歩のところまで上昇しましたね。5/16付の「Daily Outlook」では、用途と需要の拡大で好調が続く工作機械についてまとめられているのでご紹介します。 まず同レポートでは、『5月15日発表の4月工作機械受注は、1,336億円(前年同月比+34.7%)となり、6ヵ月連続で1,000億円を超えた。受注動向を振り返ると、16年4月の同▲26.3%を底に徐々に改善し、16年12月以降プラスに転じた。内需が着実に回復する中で、中国などアジアを始めとした外需が牽引役となり、受注のモメンタムが改善している』と伝えています。 次に、こうした好調の背景について『スマホやノートパソコンだけではなく、自動車の電装化や人工知能、ビッグデータ、そして新興国での白物家電の普及など、用途と需要の拡大で電子部品や半導体関連の業況が良好であるように、様々な機械やそれらを構成する部品を作る工作機械もその恩恵を受けていると考えられる。日本工作機械工業会では、17年の受注額の目標を1兆3500億円(16年は1兆2500億円)としているが、これまでの受注状況や秋には新型iPhoneの投入が見込まれることなどを踏まえると、上振れて着地するのではないか』と見ています。 続けて、主要各社について『主要関連銘柄の株価は、一旦足踏み状態となっているが、受注は堅調推移が見込まれ、欧州政治や北朝鮮を巡る過度な懸念は後退し、3月期決算企業のガイダンス・リスクは一巡した。株価の重石は取れたとみており、今後は、良好な業況を評価する局面に移っていくと考えられる』との見解を述べています。 最後にレポートでは、『業況良好な工作機械メーカーの主要銘柄』を紹介しています。具体的にはオークマ<6103>やファナック<6954>、SMC<6273>など全6銘柄が挙げられていますので、詳しくは5/16付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。 また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。 花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター 花田浩菜 《DM》
関連銘柄 3件
6103 東証プライム
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時価総額 204,116百万円
1898年創業の大手工作機械メーカー。愛知県丹羽郡に本社。マシニングセンタが主力。NC旋盤、複合加工機、NC研削盤等も。海外売上比率は6割超。スマートマシン、スマートファクトリーソリューションを強化。 記:2024/08/06
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時価総額 4,248,963百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6954 東証プライム
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02