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Mipox---17.3期の売上高は52.5%増、日本研紙製品や研磨装置の売上増加が寄与

2017/5/16 17:21 FISCO
*17:21JST Mipox---17.3期の売上高は52.5%増、日本研紙製品や研磨装置の売上増加が寄与 Mipox<5381>は15日、2017年3月期(16年4月-17年3月)連結決算を発表。売上高が前期比52.5%増の64.10億円、営業利益が同56.1%減の2.23億円、経常利益が同70.9%減の1.49億円、親会社株主に帰属する当期純損失が1.47億円(前期は3.23億円の利益)となった。 売上高は、製品事業では光ファイバー関連市場における研磨フィルム・ダイヤモンドフィルム等の売上が減少したものの、日本研紙製品や半導体関連市場における研磨装置の売上が増加して大幅増収となった。受託事業は受託元の受注減を受けて低調に推移し、減収となった。 損益面では、日本研紙製品売上の利益寄与がある一方、利益率の低い製品(研磨装置)の売上が増加したことに加え、高付加価値製品の売上(光ファイバー関連市場)及び受託事業の売上が減少したことと、16年7月に子会社化した日本研紙株式取得関連費用の発生により、減益となった。 2018年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比24.8%増の80.00億円、営業利益は同100.9%増の4.48億円、経常利益は同179.9%の4.17億円、親会社株主に帰属する当期純利益は3.06億円を見込んでいる。同社はグループの強みであり基盤でもある研磨・塗布技術に磨きをかけ、顧客ニーズに合った製品開発、サービス提供を目指すとしている。 《MW》
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微細表面加工液体研磨剤大手。研磨フィルムや研磨装置なども手掛ける。ハードディスク用研磨フィルムで高シェア。コンサルまでワンストップ。受託事業が損益改善。受託研磨加工はハイテク先端材料の加工等が受注増。 記:2024/06/23