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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家R:デイトレ手法の種類について

2017/4/26 10:06 FISCO
*10:06JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家R:デイトレ手法の種類について 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家R氏(ブログ「デイトレードで毎日を給料日にしよう♪」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2017年4月24日19時に執筆 こんにちは。今回は手法の種類について考えてみたいと思います。大きく分ければ順張り派か、逆張り派となりますが、その中にも細かい手法があると思います。 あくまでこのレポートは勝てずに苦しい思いをしている人向けに作成しております。ご了承下さい。 ■順張りの強みとは 順張りの中にも色々あります。例えば大きく下落した株価が戻り始めた時、それを買う。大局的な見方では逆張りにも見えますが、戻り始めてから買うのであればそれは順張りと言えるのではないしょうか。 また、新高値を付けるタイミングで買うようなブレイク狙いの順張りもあります。この場合、短時間で思わぬ利益になることもあり、大儲けという意味では非常に魅力を感じます。また、ある程度シナリオを持って買うでしょうから、思わぬ下落になった時に諦めてロスカットしやすいのも特徴です。 ■順張りの弱みとは これはやはりロスカットできなかった時です。思わぬ下落でシナリオが崩れた際、ロスカットすべきと思いつつもできなかった、もしくはあまりの下落速度に反応できなかった等です。こうなると、上昇した株を買っているだけに天井買いをしてしまった可能性が出てきます。 なんとか戻ってくれとナンピンして大損というケースにもつながりかねません。こうやって塩漬け株というのはできあがってしまうのかもしれませんね。 ■逆張りの強みとは 逆張りでは、下がれば下がるほどチャンスという考え方を持ちます。実際に下げ過ぎた株価はよほどのことがない限り戻りを見せます。すなわち多少甘めに買っても、そこから買い下がることで平均単価より上に戻るケースは多くなります。 つまり勝率は高いものが見込めるということになります。また、買い下がりをすることでロットが上がった状態から一気に戻れば思わぬ利益に発展することもあり、決して夢のない手法というわけではありません。 ■逆張りの弱みとは 強みで書いたように、下がれば下がるほどチャンスと考えてしまいます。ゆえに、「よほど」のことがあって全く戻らない場合は壊滅的打撃を受けるということです。また、その時点でかなりロットが上がっていることでしょうから、戻らないだけでなく、更なる下落となってしまったのなら本当に大打撃となってしまうでしょう。 また、下がれば下がるほどチャンスという考え方が邪魔をして、ロスカットをする決断がなかなかできないのも弱みであり、まさにコツコツドカンの典型的な手法となってしまうこともあります。 ちなみに以前のレポートでも書いたように私自身は逆張り派ですし、コツコツドカン型のトレーダーでもあります。 ■スキャルピングの強みとは スキャルピングとは、薄利のトレードを繰り返し繰り返し行い、形にしていく手法です。順張りであろうと、逆張りであろうと、その時から数分程度における「最高値」で購入さえしなければリカク(利益確定)できることが強みです。 ■スキャルピングの弱みとは スキャルピングは熟練のトレーダーだからこそ利益が出せるものだと思います。最高値で買いさえしなければ勝てると書きましたが、一瞬の決断力が最も必要な手法となります。まずいと感じたら即ロスカットを実行できる力をつけるまでは厳しいものです。 また、現状の株価で上の売り板を買ったとします。そして即売った場合は下の買い板に売ることになりますね。つまり1ティックのロスカットです。では買ったところより1ティック上がって売ったらどうか。それでやっと買値撤退です。さらに1ティック上がって売っても手数料が返ってくる程度でしょう。ですから、さらにもう1ティック上がって初めてまともなスキャルピングの利益と言えます。 このような勝負を1日に何度も何度も行うのです。そしてその1回1回で一瞬の判断力が必要となります。考えるだけで私は頭が痛くなってしまいます。しかし、極めれば高い勝率を残すことができるでしょう。 ■大事なのは武器となる手法を作ること 世の中には様々なトレーダーがいます。勝ち組と言われるトレーダーは「この手法」を使っている、というような決まりはありません。順張りの専業トレーダー、逆張りの専業トレーダー、スキャルピングの専業トレーダーそれぞれたくさんいるはずです。 ですから手法そのものに優劣があるわけではありません。では、どこに差があるのか。なぜ、自分は常勝できず、常勝できる人が存在するのか。 まず、勝ち組トレーダーは1つ自分の土俵となる手法を持っているはずです。このやり方なら自信がある、という手法です。その手法を軸にして時には違う手法も織り交ぜていると思います。 全部をマスターしようと思ったら絶対に負け組から抜け出せません。これだけは断言できます。どれか1つ、1つでいいです。どれが自分に合っているかを考え、その1つを徹底的に磨いてみて下さい。 いかがだったでしょうか。次回は、なぜ多くの手法をマスターしようとするとうまくいかないのか考えてみたいと思います。 今回はここまでですが、私の個人ブログは「デイトレードで毎日を給料日」と検索すると出てきます。そこでは株で勝つための考え方をもっと詳しく書いてありますので是非ご覧になって下さい。 あくまで私個人が勝てるようになった経緯に基づいた個人的な意見になります。参考になるという方もいれば、参考にならない方もいらっしゃると思います。 どんな人にも面白いと思ってもらえるような記事作りに励んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。 ---- 執筆者名:R ブログ名:デイトレードで毎日を給料日にしよう♪ 《HK》