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ジグソー Research Memo(5):売上高・利益の過去最高更新は続く

2017/4/6 12:09 FISCO
*12:09JST ジグソー Research Memo(5):売上高・利益の過去最高更新は続く ■業績動向 1. 2016年12月期決算 2016年12月期連結業績は、売上高が前期比68.9%増の1,110百万円、営業利益が同63.2%増の255百万円、経常利益が同71.8%増の253百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同92.2%増の183百万円となった。JIG-SAW<3914>が主力としている自動運用をベースとした各種物理サーバ・クラウドサーバ・ハイブリッドサーバを対象とするマネジメントサービスの受注は既存・新規ともに堅調に積み上がり大きく増収となった。売上高の急拡大に伴い、売上原価も同82.2%増となったが、販管費は同60.4%増にとどまり、営業利益は63.2%増の着地となった。売上高営業利益率は23.02%と前期に引き続き高水準。前期には計上がなかった特別損益では、特別利益に投資有価証券売却益14百万円、特別損失には本社移転費用と投資有価証券評価損で6百万円の計上があったため、親会社株主に帰属する当期純利益の増加幅が大きくなった。なお、2016年12月期末から連結決算が適用されているため、前期比増減率は、前期の単体数値との比較で算出した。 2016年12月期末における総資産は前期末比で284百万円増加し1,334百万円となった。内訳を見ると、固定資産は前期末比279百万円増加した一方で、流動資産が同5百万円増加にとどまった。固定資産が増加したのは、投資その他の資産の同227百万円の増加と有形固定資産の同65百万円増加による。負債は同47百万円増加の367百万円で、有利子負債が同18百万円減少し期末の有利子負債残高は110百万円となった。一方、純資産は親会社株主に帰属する当期純利益の計上などにより同237百万円増加し966百万円となった。期末の自己資本比率は72.46%で、前期末比2.99ポイント上昇した。ROEは21.67%、ROA(総資産経常利益率)も21.29%と収益性についても高水準が続いている。 2016年12月期末における現金及び現金同等物の残高は、前期末比134百万円減少の618百万円となった。各キャッシュ・フローの状況について見ると、営業キャッシュ・フローは96百万円の収入となった。売上債権の増加額137百万円や法人税等の支払額72百万円等が減少要因となったものの、税金等調整前当期純利益の261百万円が大きかったほか、減価償却費18百万円、のれん償却額14百万円などの寄与があったため。一方、投資キャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出81百万円、敷金及び保証金の差入による支出66百万円などにより141百万円の支出となった。財務キャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出85百万円のほか、長期借入金の返済による支出83百万円、短期借入金の返済による支出15百万円などで88百万円の支出となった。 2. 2017年12月期業績見通し 同社は、今後同社グループを取り巻く事業環境が大きく伸長することを鑑み、2017年12月期の業績予想を非開示としている。同時に、現時点の受注ベースのみを考慮しても東証1部上場の形式要件の1つである利益の額(最近2年間の経常利益の合計5億円以上)を軽くクリアし、引き続き増収増益による最高益を見込んでいる。 (執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら) 《NB》
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データコントロール事業を展開。クラウドサーバやIoTデバイス等の自動監視、運用を行う。IoTエンジン「NEQTO」を活用したIoTソリューションの提供等も。海外オペレーションの体制強化など先行投資を継続。 記:2024/08/29