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ブイキューブ---生活支援プロジェクトに協力、地方創生の進展を後押しへ

2017/3/31 16:32 FISCO
*16:32JST ブイキューブ---生活支援プロジェクトに協力、地方創生の進展を後押しへ ブイキューブ<3681>は、株式会社LASSICと共同で、鳥取県と日本財団が鳥取県岩美町で取り組む「中山間地域の生活支援プロジェクト」に協力していると発表している。岩美町が整備する高齢者向け地域サロン等2カ所と岩美病院の3拠点を接続する映像コミュニケーションの仕組み(「V-CUBE」をインフラとして、高齢者が利用しやすいようにLASSICが開発)を整備し、岩美病院の医師による健康セミナーの配信といった取り組みを2017年3月30日より開始している。 岩美町が設置している地域サロンには、LASSICとブイキューブが開発した映像コミュニケーションの仕組みにより、高齢者がボタンを押すだけで、岩美病院と接続して顔を見ながら話ができる環境を構築されている。医療関係者としては、移動することなく、広域の高齢者に向けて病気や怪我を予防するためのイベント実施や健康相談対応が可能となる。 岩美町では「住み続けたい田舎日本一」を目指し、移住・定住者の増加につながる支援のほか、高齢になっても安心して暮らし続けられるなどの町を目指した取り組みを行っている。なかでも、高齢者が医療機関へ訪問するためには移動の負担が大きく、健康相談をできる環境がないことが課題の一つとなっていたことで、高齢者を適切にサポートできる取り組みが求められていた。今回のブイキューブなどの取り組みは、こうした課題解決につながるサービスと考えられよう。 「地方創生」は安倍政権の重要政策の一つであるが、働き口がない、日常生活の利便性、公共交通の利便性などが不安要因となり、期待されたほどは進んでいないものとみられる。今回のブイキューブなどの取り組みは、働く場を創り公共サービスを充実させるなどの環境整備につながることで、地方自らが主導する「地方創生」の動きを大きく後押しすることになろう。 《TN》
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