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木徳神糧---前期比2.1%増収で着地、米穀市場の先行きは不透明ながら中長期では追い風か

2017/2/17 13:07 FISCO
*13:07JST 木徳神糧---前期比2.1%増収で着地、米穀市場の先行きは不透明ながら中長期では追い風か 木徳神糧<2700>は16日、2016年12月期(16年1月-16年12月)決算を発表。売上高が前期比2.1%増の1027.97億円、営業利益が同23.4%減の10.61億円、経常利益が同19.6%減の11.16億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.1%減の9.18億円となった。 セグメント別でみると、米穀事業では卸業者向けの玄米の販売数量が増加し、売上高は前期比6.4%増の855.01億円となった。しかし、米価格の大幅な上昇の影響で家庭用精米販売の採算が悪化し、営業利益は同13.1%減の15.90億円での着地となった。食品事業では鶏肉を取り扱う子会社の譲渡が影響して、売上高は同23.2%減の61.98億円となった。また、台湾に建設したたんぱく質調整米の製造工場の稼働が遅れたこと等から、営業損失は0.38億円(前期は0.35億円の営業利益)となった。飼料事業は牧草や糟糠類の販売数量が大幅に減少し、売上高は同15.3%減の62.08億円となったが、販売数量減少の影響を上回る販売費用の削減が奏功し、営業利益は同9.1%増の3.23億円となった。鶏卵事業は業務用向けの鶏卵加工品の販売が大きく伸びたものの、鶏卵相場の下落によって、売上高は同1.6%減の48.89億円となったが、利益率の改善に注力したことから営業利益は黒字転換(前期は0.14億円の営業損失)となった。 2017年12月期については、売上高が前期比0.2%減の1025.80億円、営業利益が同5.8%減の10.00億円、経常利益が同6.9%減の10.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.2%増の10.40億円の見込みである。 《TN》
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米穀卸売大手。精米や玄米を主力に、コメ加工食品、輸入牧草などの飼料、鶏卵も展開。日本米の販売量は業界トップクラス。米穀事業では取引価格が大幅に上昇、販売も堅調で売上伸びる。過度の米高騰は米離れを招く懸念。 記:2024/09/08