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ラクオリア創薬--- 研究開発費先行で赤字継続も事業収益は約5倍に
2017/2/16 17:14
FISCO
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*17:14JST ラクオリア創薬--- 研究開発費先行で赤字継続も事業収益は約5倍に ラクオリア創薬<
4579
>は、2月10日、2016年12月期通期決算と2017年12月期の業績予想を発表した。2016年12月期業績(1月~12月期累計)は、事業収益(売上高)が前年同期比384.7%増の7.05億円、営業損失が7.59億円、経常損失が7.20億円、当期純損失は7.28億円と、赤字が継続したものの大幅増収と事業費用削減により赤字幅が縮小した。 同社は創薬ベンチャー企業として医薬品開発化合物の継続的な創出、研究開発ポートフォリオの拡充、及びそれら開発化合物の導出をめざし研究開発活動と営業活動に取り組んできた。2016年は、同社の提携先において動物薬2剤が米国FDA(食品医薬品局)から製造販売承認を取得したほか、韓国でカリウムイオン競合型アシッドブロッカーのフェーズ3試験が継続して進められている。またイオンチャネルを標的とした3社との共同研究も順調に進んでいるとしている。そのほかにも、自社研究では探索研究プロジェクトから新たな開発化合物を創出し、自社開発では英国で少数例の患者を含めたフェーズ1試験を実施中である。さらには名大を中心とした産学連携活動も積極的に推進している。 2017年12月期の業績予想は、事業収益(売上高)が11.00億円(前期比56.0%増)、営業損失が7.60億円、経常損失は7.61億円、当期純損失は7.67億円としている。事業収益については、導出先からのマイルストン収入と共同研究先からの研究協力金に加え、2017年1月の動物薬の発売に伴い、継続的にロイヤルティ収入を獲得することで、安定的な収益源となるとしている。費用面については、継続的な研究開発活動に伴う開発費用の計上等で赤字は継続するものの、黒字化に向けて収益力を強化する方針だ。 《TN》
関連銘柄 1件
4579 東証グロース
ラクオリア創薬
523
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+6(1.16%)
時価総額 10,969百万円
旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19
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