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フランスベッドホールディングス---17/3期は売上高が3.3%増の544億円、営業利益が7.8%増の28億円を見込む

2017/1/26 7:57 FISCO
*07:57JST フランスベッドホールディングス---17/3期は売上高が3.3%増の544億円、営業利益が7.8%増の28億円を見込む ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』1月19日放送において、フランスベッドホールディングス<7840>を取り上げている。主な内容は以下の通り。 ご紹介するのは、証券コード<7840>東証1部上場のフランスベッドホールディングスです。 フランスベッドホールディングス<7840>グループは、既に日本が迎えている本格的な「超高齢社会」(65歳以上の人口比率が21%に達した社会)で求められるニーズに対応するため、グループの経営資源を集中させ、シルバービジネスの更なる強化と積極的な展開を図ることで「グループ総体としての企業価値の最大化」を目指しています。 2018年3月期までの中期経営計画では、3ヵ年で売上高を11.4%増加させ、営業利益を倍増させることを目標としています。初年度となる2016年3月期の業績は、売上高が前期比1.4%増の526億4,400万円、営業利益が前期比50.6%増の25億9,600万円と利益面で期初予想を18.0%上回り、中期経営計画の好スタートとなりました。2016年3月期の売上高構成は、介護関連レンタルを主力とするメディカルサービス事業が55.1%で、家庭用ベッドが中核であるインテリア健康事業が38.2%、その他が6.6%という比率になっています。 家庭用ベッド市場でトップの座を維持していたことから家庭用ベッドメーカーのイメージが強いですが、市場環境の変化により、現在はメディカルサービス事業が主力となっています。中期経営計画では業界のパイオニア企業である福祉用具レンタルサービスを含むメディカルサービス事業の更なる強化に重点を置いています。また、数多ある新製品の中でも、2016年5月に投入した転倒防止と自動ブレーキ機能を搭載した車いす「転ばなイス」は、世界に類を見ない商品で、認知症対応の新製品ジャンルとして拡充が見込まれます。 業績についてですが、2017年3月期第2四半期(16年4-9月)決算では、売上高が前年同期比1.0%減の253億8,400万円、営業利益が前年同期比10.4%減の10億6,900万円、経常利益が前年同期比9.2%減の10億6,700万円、四半期純利益が前年同期比10.8%減の5億8,500万円でした。 メディカルサービス事業では、病院・施設等の設備投資の減少により商品販売が苦戦したもようです。営業拠点の新設や新商品の投入などにより、福祉用具貸与事業を中心に売上拡大を図っています。インテリア健康事業では、主力の家具販売店に対する販売は苦戦したものの、東京五輪に向けて増加するシティホテルなど法人需要への営業強化などにより、客室ベッドの入替案件などの受注が増加しています。 今後の見通しですが、2017年3月通期については、売上高が前期比3.3%増の544億円、営業利益が前期比7.8%増の28億円、経常利益が前期比5.9%増の27億2,000万円、当期純利益が前期比16.2%増の16億3,000万円とする期初計画を据え置いています。 ラジオNIKKEI マーケットプレス 「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送 《TN》
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時価総額 50,837百万円
医療・介護用ベッドや福祉用具の製造・販売・レンタルが柱。家庭用ベッドも。24.3期3Q累計は医療・介護用のレンタルが堅調。訪日客増を追い風にホテル向けも好調。だが家庭用が振るわず。販管費増も利益の重石に。 記:2024/04/09