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注目銘柄ダイジェスト(前場):ボルテージ、安川情報、ドリコムなど

2017/1/20 11:43 FISCO
*11:43JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ボルテージ、安川情報、ドリコムなど 旭硝子<5201>:824円(+6円) 続伸。同社は19日大引け後に、16年12月期の連結営業利益見通しを従来の840億円から950億円に修正している。市場コンセンサスの860億円強を大きく上回る上方修正が好感されている。化学品事業や液晶用ガラス基板の出荷数量が好調に推移したこと、米国子会社の年金制度改定に伴う一時利益(約20億円)などが背景となっている。なお、税引前利益、当期純利益についてはいったん「未定」に変更している。 ボルテージ<3639>:1169円(+126円) 急伸。100%出資子会社となる「ボルテージVR」の設立を発表している(2月1日設立予定)。VR・AR・AI技術を用いたコンテンツ製作を行い、コンテンツバリエーションの拡大と、顧客層の拡大を図る。詳細については説明がないものの、人気恋愛ドラマアプリを舞台にしたVRアプリ「椅子ドンVR~一ノ宮英介編~」を16年12月15日に発売しているほか、話題テーマのAR・AIも手がけるということもあり、期待感が先行する格好に。 津田駒<6217>:178円(+11円) 大幅続伸。16年11月期の営業利益は7.28億円(前期は2.74億円の営業損失)での着地となった。インドでのエアジェットルームの売上増の他、生産効率化や各種コストダウンなどが寄与し、通期計画6億円を上ブレたことが材料視されている。また、17年11月期は中国経済の回復やインド市場への販促強化などを背景に、売上高が前期比4.2%増の405億円、営業利益は同9.9%増の8億円を計画しており、支援材料にも。 安川情報<2354>:994円(-116円) 急落。19日に17年3月期第3四半期の連結決算を発表している。売上高は前年同期比9.0%増の92億円、営業利益は3.90億円(前年同期は4.31億円の営業損失)での着地となった。ただ、10-12月期では0.18億円の営業損失となっており、第2四半期までの状況から高まっていた業績上振れ期待はやや後退する方向に。なお、連結子会社の安川情報エンベデッドの株式譲渡に伴う特別利益を計上し、17年3月期の最終利益予想を3.50億円から4.50億円に上方修正している。 カヤック<3904>:1218円(+122円) 大幅反発。16年12月期業績の上方修正を発表している。営業利益見通しは従来の5.15億円から6.20億円(15年12月期は3.92億円)へと引き上げた。ソーシャルゲームサービスの既存タイトルが好調に推移しており、売上高が想定を上回るペースで成長を続けているという。新規タイトルの開発や新技術への投資も積極的に行っているが、これらを吸収して利益を伸ばした。 ドリコム<3793>:1917円(+227円) 大幅反発。17年3月期の第3四半期累計(16年4-12月)業績を上方修正している。営業利益見通しは従来の2.00億円から5.10億円(前年同期は3.19億円の赤字)へと引き上げた。昨年11月1日にリリースしたソーシャルゲーム「ダービースタリオン マスターズ」について、第3四半期(10-12月)における売上寄与を当初1.50億円と見込んでいたが、当該期間で7.39億円の売上を計上する見通しになったという。 セルシード<7776>:570円(+33円) 急反発。東海大学と今後の軟骨再生シートの臨床開発について基本合意書を締結すると発表している。両者は従来より「細胞シート工学による関節軟骨の修復・再生を目的とした臨床試験の基礎検討」に係る共同研究契約を締結し、軟骨再生シートの開発を取り組んできた。今回の合意書締結により、軟骨再生シート臨床研究の今後の実用化開発、治験及び製造販売承認申請について相互に協力体制を構築した上で推進していくという。 《WA》
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7776 東証グロース
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時価総額 19,130百万円
東京女子医大発のバイオベンチャー。細胞培養器材の販売のほか、再生医療受託事業、細胞シート再生医療事業を手掛ける。細胞培養技術に強み。細胞培養器材事業では既存代理店との協業強化で器材製品の拡販図る。 記:2024/06/24