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RIZAPーG Research Memo(9):通期の売上収益見通しは十分達成可能、利益面でも達成確度は高まる

2017/1/19 8:02 FISCO
*08:02JST RIZAPーG Research Memo(9):通期の売上収益見通しは十分達成可能、利益面でも達成確度は高まる ■業績見通し 2017年3月期通期についてRIZAPグループ<2928>は、売上収益100,000百万円、営業利益10,150百万円、税引前利益9,500百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益6,000百万円を予想している(同社は2017年3月期からIFRSを適用しているため、前期比較はない)。 前述のように、第2四半期決算は修正予想をさらに上回る利益水準を達成したが、同社は通期予想については、期初予想を変更していない。結果的に、通期予想達成のための下期の業績のハードルは大きく下がっている。 弊社の業績についての考え方は従来から変更はない。2016年3月期の売上高実績に2016年3月期中及び2017年3月期の買収子会社の貢献分を合算して推計したところ、通期の100,000百万円の売上収益見通しは、十分達成可能だとの結論を得た。RIZAP関連事業での売上収益拡大を10,000百万円とみているが、これも足元の会員増加ペースやライフサポート・プログラムの好調さから考えて十分達成可能だと考えている。同社は今後もM&Aを進める可能性もあるが、将来のM&Aからの貢献がなくとも現在の売上収益見通しの達成には目途が立っていると弊社では分析している。 利益面でも、RIZAP事業において広告に頼らない集客が軌道に乗ってきたことや、グループシナジーの追求策が本格化してきたこと、さらには利益拡大・業績改善が見込まれる子会社群が増加してきていることもあり、会社予想の達成確度は、より高まってきていると考えている。 前述のように、通期予想達成のための下期の業績のハードルは大きく下がっている。利益面での好調な進捗を受けて弊社では通期業績の上方修正を期待していたが、その点については見方を変えた。その理由は、2018年3月期以降を見据えた投資拡大の可能性織り込んだためだ。同社が目指しているのは2017年3月期の業績予想値ではなく、あくまでCOMMIT2020で掲げる2021年3月期の業績目標だ。2017年3月期の業績予想達成に対して余力が生じた場合には、成長のための先行投資に回し、結果的に2017年3月期の業績は予想の線に落ち着くとみている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《TN》
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ボディメイク事業等を展開するRIZAPを中核とする持株会社。健康食品等の販売を行う健康コーポレーション、インテリア雑貨等を手掛けるBRUNOなども傘下に持つ。chocoZAP事業の拡大に引き続き注力。 記:2024/08/27