株～企業情報・おすすめ銘柄

*14:28JST 三井智映子と始める株主優待入門（11）：1月おすすめ優待1～家計に優しい優待銘柄 こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子です。 今回は1月の株主優待銘柄の中で、私がおススメの銘柄を2回にわたりご紹介する第1回目。 1月は権利確定月となる銘柄が少ない月。12月、そして2月、3月が多い中、優待銘柄は選びにくい月かもしれません。 ただ裏を返せば、優待に注目している人が少ないとも言えるかも…。ということで、チャンスとなるかもしれませんよ！ まず第1回目の今回は、押さえておきたいグルメやお買い物など、日常的で家計が助かる優待からご紹介しますね！ ■人気のラーメンを優待で！ ○丸千代山岡家<3399> ・ラーメン専門店の「ラーメン山岡家」を運営している会社。本社は札幌にあり、こってりしたラーメンが人気のお店です。東京都心にはありませんが、ちょっと離れるとたくさん店舗があります。お近くの方はぜひ保有を！ ・年2回、1、7月が優待確定月。単位株数は100株です。 ・100株以上保有で630円相当の優待券2枚、つまり1260円相当がもらえます。株主優待券１枚で、醤油ラーメン、味噌ラーメン、塩ラーメンのいずれか1杯、普通盛りが無料で食べられることになります。また、近くにお店がない、もしくは「ラーメン屋の株主だけどラーメンはあまり…」など、来店しない人のためには優待券と引き換えに北海道のブランド米2kgという選択肢も。前回は「おぼろづき」というブランド米だったそうです。1月でお米がもらえる優待としてはかなりおトクですよ！ ■リーズナブルだから優待も食べがいあるかも？ ○鳥貴族<3193> ・リーズナブルで美味しい焼き鳥屋「鳥貴族」を全国展開している会社です。価格が創業以来変わらず280円均一というのが特徴で、サラリーマン、学生を中心に大人気。メニューも豊富です。「国産国消」への取り組みをしており、上場する際は鳥貴族の社長の息子さんが関ジャニ∞のメンバー大倉忠義さんだということが話題となりました。ちなみに私はここのささみ串が好きです。 ・年2回、1、7月が優待確定月。単位株数は100株です。 ・お食事券が100株保有で1,000円分、300株保有で3,000円分、500株保有で5,000円分、年2回もらえます。たくさん保有しても5000株まではリターンの割合が変わらないのが高ポイントで、よくお店を利用する方には使い勝手がよい優待だと思います！ ■お肉がもらえる優待 ○オーエムツーネットワーク<7614> ・東京都港区に本拠を置く、食肉の小売業を主に手がける会社です。食肉を中心とした他の事業分野、食肉加工及び、食肉を主体とする外食事業へも進出を果たし、精肉店、総菜店、外食店を展開しています。 ・年2回、1、7月が優待確定月。単位株数は100株です。 ・100株以上保有でオリジナルギフト商品を30％の割引価格で販売をしてもらえます。また7月に500株保有していると時価3,000円相当の自社取扱の商品か、同額のアウトバックステーキハウスの食事券がもらえます。 ・配当も2％近く出ていますので、500株保有でお肉を狙うのもありかも？！ ■缶コーヒーやジュースをご家族で ○ダイドードリンコ<2590> ・自動販売機の数や缶コーヒーの販売で業界第3位。ダイドーブレンド、miu、贅沢香茶、和果ごこちなど、多彩な清涼飲料水のブランドを持っています。 ・年2回、1、7月が優待確定月。単位株数は100株です。 ・100株保有でコーヒーやソフトドリンクなどの自社商品3,000円相当が年2回もらえます。権利確定日が20日となっているので注意してくださいね！ ・配当も約1%と、高くはないですが出ている銘柄です。お子様がいる家庭にはうれしい優待なのではないでしょうか。 ■長野にお住まいならお得です！ ながの東急百貨店<9829> ・東急グループの一角で、長野店のほか4つのサテライトショップと、子会社の北長野ショッピングセンターを経営する企業です。 ・年2回、1、7月が優待確定月。単位株数は1,000株です。 ・東急百貨店の各店舗で使える買い物優待券（10％割引券）がもらえます。1,000株保有で50枚、2,000株保有で100枚と、1,000株増えるごとにもらえる割引券も同じ割合で増えます。10,000株で500枚がマックスです。株主お買物優待券表紙を提示すると、有料催事に無料で入場できるというメリットもあります。 ・この優待券、ながの東急百貨店か北長野ショッピングセンターでの、現金による合計1,000円以上のお買物1回につき1枚が使えて、その値札金額の10％を割引してくれます。東急百貨店の各店舗でも使えるものの、こちらは現金による合計3,000円以上のお買物に限るとされています。長野県民の方にはぜひおススメしたい優待です。 ■株式への投資はネット証券がお手軽 株主優待をゲットするには、証券会社に口座を開いて、そこを通じて株式を購入することになります。証券会社というと、敷居が高く感じる方も多いと思いますが、ここ数年で、気軽に付き合うことができる「ネット証券」が充実してきたことで、そうした懸念は払拭されてきています。 ネット証券はPCやスマホから誰もが気軽に口座を開設することができ、手数料が安い点も魅力的です。 では、どのネット証券を利用すればよいのか、ですが、初めての方であれば、利用者に人気のあるところでまずは始めてみるのがいいでしょう。たとえば、オリコンによるネット証券の日本顧客満足度ランキングを見てみると、2016年の総合第1位はSBI証券。第2位カブドットコム証券、第3位楽天証券となっています。 ぜひ口座を開設して、お得な株主優待をゲットしてください。 次回、1月のおススメ優待2では、オシャレ系の優待をご紹介しますね。 お楽しみに！ 三井智映子と始める「株主優待入門」は、三井智映子の見解でコメントしています。 フィスコリサーチレポーター　三井智映子 《SK》