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トラスト・テック<2154>---「地域」と「領域」の軸で成長スピード持続と高収益性を目指す

2016/12/28 8:12 FISCO
*08:12JST トラスト・テック<2154>---「地域」と「領域」の軸で成長スピード持続と高収益性を目指す   ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』12月19日放送において、トラスト・テック<2154>を取り上げている。主な内容は以下の通り。 (話し手:フィスコリサーチレポーター 向後 はるみ) Q.まずは企業の概要からお願いします。 トラスト・テック<2154> は技術者・製造スタッフの派遣や開発・設計・製造の請負を中核 事業とする人材派遣会社です。特に技術者派遣で強みがあり、海外展開も積極的に行っています。トラスト・テックはM&A を重ねて業容を拡大してきました。国内についてはトラスト・テック本体のほかに、連結子会社のTTM、フリーダム(及びその子会社)、トラィアルで企業グループを形成し、事業を展開しています。 Q.事業の詳細を教えてください。 トラスト・テックの事業ドメインは技術者派遣や開発・設計の請負などを担う技術系領域と、製造請負や製造ラインへの製造スタッフ派遣などを担う製造系領域の2 つに分けられています。 技術系領域では、顧客企業の研究開発、設計、生産技術などの技術分野に対する、派遣・請負・委託の事業を行っており、技術者の派遣と、開発・設計等の受託の2 種類に大別されています。技術系領域では2016 年6 月末現在、3,362 名の技術社員を抱えています。人材派遣会社の重要な指標である稼働率は、ここ数年は95%~97% 前後の高い水準が続いており、派遣単価の交渉においても、派遣単価の上昇という形で、業績押し上げに貢献しています。 製造系領域では、顧客企業の製造ラインの操業に関する請負や、製造スタッフの派遣を行っています。構内請負と製造スタッフ派遣の2 つに大別され、2016 年6 月期はおおむね構内請負40%、製造スタッフ派遣60%の構成だったようです。 Q.業績についてはいかがでしょうか? 11月4日に発表した2017年6月期の第1四半期決算は、売上高が前年同期比46.9%増の102億7400万円、経常利益が前年同期比31%増の4億7400万円となりました。 通期については、売上高は420億円(前期比、39.3%増)、営業利益は31.2億円(前期比、22.4%増)、経常利益は31億円(前期比、22.6%増)、当期純利益は18.7億円(前期比、22.7%増)と2桁増収増益を見込んでいます。 Q.中期経営計画 トラスト・テックは2015 年8 月に中期経営計画を発表しました。『方針とする経営指標』では、“自立成長とM&A を両輪とし、「年率20% 以上の成長スピードを維持」、「連結営業利益率10% の達成」を目指す”という内容を掲げています。その後2016 年8 月には、アップデートした成長戦略として、「地域」と「領域」の2 つの軸において、「独自のポジション」を確立することで、成長・拡大を実現するとのことです。 ラジオNIKKEI マーケットプレス 「フィスコ presents 注目企業分析」毎週月・木曜14:30~14:45放送 《TN》
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ビーネックスグループ、夢真ホールディングスの経営統合で2021年に誕生。エンジニア在籍数は2万2600名超。取引社数は約3400社。機電・IT領域が主力。在籍人数の増加や契約単価の改善等で建設領域は順調。 記:2024/06/25