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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:東京オリンピックに向けて注目必須!電子タバコ関連銘柄を深堀特集

2016/12/24 10:31 FISCO
*10:31JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:東京オリンピックに向けて注目必須!電子タバコ関連銘柄を深堀特集 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2016年12月22日8時に執筆 喫煙者には馴染みのある電子タバコ。 しかし、非喫煙者であっても、今後爆発的に市場規模が拡大していくであろう電子タバコ関連銘柄はしっかりとチェックしておくのが賢明です。 今回は電子タバコ関連銘柄を抑えておくべき理由と、電子タバコ関連銘柄を深堀解説していこうと思います。 ■近代のタバコ、それが電子タバコ 電子タバコとは、乾燥葉やリキッドを電熱線の発熱により霧状化して吸引する装置です。 日本及び海外でも電子タバコ産業は盛んになってきており、比較的買いやすく、味や種類、デザインも豊富で、健康被害がない事から次世代タバコと言われる事もあります。 ▽次世代タバコ 『ニコチンが含まれていない』 日本では法律上、ニコチン入りのリキッドを売る事ができません。そのため、日本の電子タバコにはニコチンが含まれていません。 『健康被害がない』 ニコチンが含まれていないので、本人や副流煙による周囲の影響がありません。 日本では、 ・フィリップ モリス ジャパンが販売するiQOS(アイコス) ・日本タバコ産業(JT)<2914>が販売するPloom TECH(プルーム・テック) この二つのブランドが有名です。この二つは電子タバコの中では少し特殊であり、加熱式タバコと言います。 加熱式タバコも電子タバコの一種ですが、iQOSとPloom TECHの管轄は財務省。実際にタバコの葉を使っているため、従来のタバコブランドの銘柄を取り扱っています。 この二つの電子タバコは現在でも入手困難であり、その認知度から電子タバコと言えばiQOSかPloom TECHを思い浮かべる方も少なくないでしょう。 もう少し詳しく加熱式タバコのことも説明したいところですが、今回はリキッド式の電子タバコを中心に解説を進めていくため説明は省きます。 ただ、加熱式タバコも電子タバコの一種であるという事は覚えておいてください。 ■東京オリンピックとタバコの関係 4年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けてタバコが課題になっています。 2010年ごろから、IOC(国際オリンピック委員会)と、WHO(世界保健機関)が共同で、タバコの無い五輪を推進しています。 2012年ロンドン五輪や今年のブラジル五輪も受動喫煙の防止…つまり他人のタバコによる煙(副流煙)を吸わされないよう、法律でレストランやバーなども含めた屋内は全面禁煙と決められていて、違反すると罰則もありました。 これに対し日本の受動喫煙対策は、WHOから、世界でも最低レベルとされており、厚生労働省は「受動喫煙防止対策の強化について」を2016年10月に発表。 まだ正式に内容は定まっていませんが、官公庁や社会福祉施設等の公共施設での建物内禁煙、子供や患者が主に利用する学校や病院、医療機関はより厳しい敷地内禁煙。 飲食店などサービス業の施設や企業のオフィスは原則禁煙とし、煙が外に流出するのを防ぐ喫煙室の設置は認める等、厳しい内容になりそうです。 ■電子タバコに注目する2つの理由 東京オリンピックに向けたタバコ規制 上に記載した通り、東京オリンピックに向けて公共機関ではタバコが全面禁煙になる可能性があります。 このような流れのなか、実際のタバコを比較すると健康的とも言える、ノンタールで火を使用しない電子タバコが注目を浴びてきています。 ▽タバコ税の増税による電子タバコへの移行 数年前からタバコ税を増税し、一箱の価格が1000円になるという話が度々ニュースにもなっていました。 そして2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた受動喫煙防止対策として、タバコ税を引き上げるよう申し入れたことで、いよいよ増税の現実味が出てきました。 その流れに合わせたかのように台頭した電子タバコ。 実際、私の周りの喫煙者も、タバコの葉を使用しない電子タバコはタバコ税がかからないため、通常のタバコから電子タバコに移行しつつあります。 以上の理由から、将来的に電子タバコ関連銘柄が注目される事が考えられますので、必ず抑えておきましょう。 ■電子タバコ関連銘柄 ▽トランザクション<7818> 一般雑貨、エコ雑貨、ヘルスケア雑貨などの販売を手掛ける企業。 VAPE(電子タバコ)専門ショップ「vape studio」をオープンし、国内外ブランドの安心・安全な商品を国内最大級の品揃えで展開しています。 ▽日本タバコ産業<2914> タバコの会社と言われていの一番に思い浮かぶのがこの企業。 タバコ事業が主力。ロシアのウェイトも高く、医薬・飲料・加工食品も手掛けています。 ▽マルマン<7834> ゴルフクラブを製造販売する企業。 第二の柱として電子パイポや健康食品に注力しています。 当ブログでは、個人的に注目しているテーマ関連株の深掘り、個別銘柄の考察、世界経済の今後の流れ、投資全般に役立つ情報を定期的に発信しています。チャート画像付きでの解説などもありますので、ブログも併せてお読み頂けますとより深くご理解頂けるかもしれません。 「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思います。 ---- 執筆者名:元・社長 ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏 《KS》
関連銘柄 3件
2914 東証プライム
4,288
10/8 15:00
-45(-1.04%)
時価総額 8,576,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
7818 東証プライム
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10/8 15:00
+62(2.78%)
時価総額 67,298百万円
エコプロダクツ、ライフスタイルプロダクツが柱のファブレスメーカー。衛生用品のウェルネスプロダクツ等も。オリジナル雑貨に強み。25.8期売上高279億円目標。eコマース強化でEC売上比率は30%以上目指す。 記:2024/05/06
7834 JQスタンダード
194
1/22 15:00
+1(0.52%)
時価総額 3,342百万円
ゴルフクラブの製造販売等を手掛ける。「マジェスティ」が旗艦ブランド。マジェスティ・ゴルフ・コリアのTOB成立。同社株は株主総会を経て上場廃止予定。新商品発売でラインナップ拡充。19.9期3Qは増収。 記:2019/10/30
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