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プレサンス Research Memo(6):首都圏での過度の価格上昇は市場における懸念材料

2016/12/14 16:21 FISCO
*16:21JST プレサンス Research Memo(6):首都圏での過度の価格上昇は市場における懸念材料 ■会社概要 (1)沿革 プレサンスコーポレーション<3254>の母体は、1997年10月に株式会社日経プレステージとして大阪で設立されたワンルームマンション販売会社である。2002年4月に株式会社プレサンスコーポレーションに商号変更された。1998年に建物管理業務及び保険代理業務、1999年にはファミリーマンション販売及び不動産賃貸管理業務に進出するなど、周辺業務を取り込みながら業容を拡大してきた。2000年代に入ってからは自社開発物件を手掛け始め、東海及び関東へ販売エリアを広げた。2008年には中古物件売買・仲介業務を行う(株)プレサンスリアルタを設立、2014年には建設事業を行う(株)トライストを子会社化、家賃保証業務を行う(株)プレサンスギャランティを設立している。2015年5月には不動産ソリューション・コンサルティング事業を行う(株)プレサンスリアルエステートを設立した。リーマンショック(2008年9月~)の影響で不動産業界は大きな痛手を負ったが、同社は業績を維持し、分譲マンション準大手企業に成長した。2007年に東証2部上場、2013年には東証1部上場を果たす。 (2)マンション市場の動向 2015年1月から12月に全国主要都市で発売されたマンションは78,089戸であり、前年比で6.1%の減少だった。同社の地盤である近畿圏に限れば、18,930戸の供給があり、前年比0.6%の微増であった。マンション価格は全国平均で4,618万円(前年比7.2%増)となり、1973年の調査開始以来最高となった。首都圏での価格上昇が9.1%増と顕著だが、近畿圏においても3.9%増と上昇傾向は変わらない。首都圏での過度の価格上昇は、市場における懸念材料である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《YF》
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時価総額 138,680百万円
投資用分譲マンションやファミリー分譲マンションの開発、販売等を行う。近畿圏、東海・中京圏などが主要販売エリア。オープンハウスグループ傘下。不動産販売事業はプレサンス堺筋本町エグゼブラン等の販売が順調。 記:2024/05/16