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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:トランプ相場に乗り遅れた個人投資家必見の出遅れ3銘柄

2016/12/8 9:24 FISCO
*09:24JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:トランプ相場に乗り遅れた個人投資家必見の出遅れ3銘柄 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2016年12月7日19時に執筆 米大統領選挙以降、外国為替市場では円安ドル高、NY株式市場ではNYダウは過去最高値を更新。東京株式市場でも、日経平均株価が連日堅調な上昇を見せています。 本日は、この『トランプ相場』の簡単な振り返りと今週から来週にかけての相場シナリオ、今からでも狙っていきたい出遅れ銘柄と、押し目待ち銘柄をピックアップして解説していこうと思います。 ■大相場への序章か?上昇を続ける東京株式市場 10月20日に日経平均の記事を取り上げた時は閑散相場でしたがその後は一転し、12月1日には約11ヶ月ぶりの1万8000円台を回復。現在は大相場へと変貌の兆しを見せています。 さて、本日の日経平均は前日より136円15銭高い、1万8496円高69銭と3日続伸。1万8500円に至らなかったものの、終値ベースでは今年2番目の高値をつけ、下げない強さが伺えます。 ■熱狂を見せる『トランプ相場』と『日銀のETF買い』の安心感 様々な要因が考えられますが、ひとつにはアメリカ次期大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利した影響が主軸となっているでしょう。 事前予想ではドナルド・トランプ氏が大統領選挙で勝利した場合、大幅なリスク回避の動きが強まり株式市場は大きく下落するとの観測がなされていましたが、蓋を開けてみれば個人・企業に対する大型減税とインフラ整備を含む公共投資の拡大による経済政策構想を期待した、上昇相場となりました。 同氏が掲げる政策の不透明感などは依然として残るものの、金融緩和と同時に財政拡大を行い、長期停滞を打破するのではないかという期待感などからNYダウは連日高値更新。 これに伴い、為替相場でもドル買い円売りによる円安の拡大が進行しています。 こうした『トランプ効果』に加えて、下落に転じた場合には日銀によるETF買いの安心感もあって、日経平均も半月足らずで約12%も上昇しています。 ■今週末に控えるメジャーSQを挟んだ株式市場のシナリオとは? 堅調に上昇を続ける日経平均株価ですが、今週末にはメジャーSQを控えています。加えて、来週(12〜13日)には米連邦準備理事会(FRB)によるFOMCを控えています。 市場では、既にFRBによる利上げが織り込まれていると考えられますが、日柄から考えても今週から来週に掛けて一旦調整局面を迎えるのではないか?と考えています。 こうしたシナリオに基づき、本日は『トランプ相場』に乗り遅れた個人投資家の方に向けた、出遅れ3銘柄と、調整局面で押し目を拾いたい3銘柄をピックアップしてみました。 ■積極的に狙っていきたい出遅れ3銘柄 OPEC(石油輸出国機構)は11月30日の総会で、2008年12月以来の減産を決定。これにより日経平均は翌日には窓を開けて急騰し、石油関連株も大幅高となりました。 原油安からこれまであまり注目されてこなかった石油関連株ですが、ここにきて出遅れセクターとして俄然注目を集め、目先では短期資金も集まる旬なセクターといえるでしょう。 ▽日本コークス<3315> コークス事業が主柱。その他に石炭、化工機、資源リサイクル、石油コークスなどを展開。 12月7日時点でPER 18.93倍、PBR 0.80倍と割安水準。減産を決めた翌日の株価の反応はなく、2営業日後の12月5日に出遅れ銘柄として注目され動き出し、水準訂正の期待がある銘柄です。 ▽東亜石油<5008> 昭和シェル石油の子会社で石油精製を受託する企業。 12月7日時点でPER 8.42倍、PBR 0.77倍と割安水準。減産を決めた翌日には157円まで買われたものの、その日は上ヒゲの長い陰線で大引け。現在は150円台前半を推移している出遅れ銘柄。 ▽富士石油<5017> 富士石油とアラビア石油の共同持株会社が前身であり、石油開発事業から撤退して石油製品販売に特化する企業。 チャートを見れば出遅れ銘柄とは言い難いものの、12月7日時点でPER 3.07倍、PBR 0.63倍と割安水準であり、割安感から注目したい銘柄としてピックアップ。 ■じっくりと押し目を待ちたい、トランプ相場の金融3銘柄 ドナルド・トランプ氏が次期大統領に決まり、株式市場では市場が活況を呈しました。 そうした中でも一際目立った上昇を遂げたのが銀行株。 現在積極的に買い向かっていくには過熱感から躊躇してしまう水準ですが、押し目があれば積極的に狙っていきたい銘柄と言えます。その中でも、今回はメガバンクと言われる3銘柄に注目。 ▽三菱UFJ<8306> 国内最大の金融グループであり、アメリカ、アジアなど海外展開にも注力しています。 ▽三井住友FG<8316> 三井住友銀行やSMBC日興証券などの持株会社。大手銀行グループの中でも収益力は首位級の企業です。 ▽みずほFG<8411> 旧富士、第一勧業、日本興業が前進のメガバンク。北米での投資銀行を強化中。 当ブログでは、個人的に注目しているテーマ関連株の深掘り、個別銘柄の考察、世界経済の今後の流れ、投資全般に役立つ情報を定期的に発信しています。チャート画像付きでの解説などもありますので、ブログも併せてお読み頂けますと幸いです。 「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思います。 ---- 執筆者名:元・社長 ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏 《KS》
関連銘柄 6件
3315 東証プライム
101
10/2 15:00
±0(0%)
時価総額 30,537百万円
資源メーカー。製鉄や金属精錬に必要なコークスの大手。石炭の輸入販売や資源リサイクル、粉粒体機器の開発、販売も。コークス事業は損益改善。燃料・資源リサイクル事業は収益堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/15
5008 東証スタンダード
3,140
12/12 15:00
±0(0%)
時価総額 39,074百万円
石油精製業、電力供給業を展開。出光興産グループ。主に関東地方へ石油製品を供給。京浜製油所は重油分解装置能力が強み。23.3期2Qは2桁の増収、営業増益。出光興産がTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2022/11/06
5017 東証プライム
377
10/2 15:00
+18(5.01%)
時価総額 29,475百万円
石油開発のアラビア石油と石油精製の富士石油が統合。開発からは撤退し、現在は千葉県で精製を行う。日本航空やJERAグループなど強固な顧客基盤が強み。出光興産と資本業務提携。燃料油事業の協業深化などを図る。 記:2024/05/02
1,450
10/2 15:00
-29.5(-1.99%)
時価総額 19,258,893百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
3,032
10/2 15:00
-69(-2.23%)
時価総額 11,899,181百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
2,958.5
10/2 15:00
-42.5(-1.42%)
時価総額 7,512,371百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27