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GMOメディア Research Memo(5):3Q累計はメディア事業、その他メディア支援事業とも好調で2ケタ増収増益

2016/11/29 16:12 FISCO
*16:12JST GMOメディア Research Memo(5):3Q累計はメディア事業、その他メディア支援事業とも好調で2ケタ増収増益 ■業績動向 (1) 2016年12月期第3四半期決算 a) 2016年12月期第3四半期累計(1月−9月)業績の概要 GMOメディア<6180>の2016年12月期第3四半期累計の業績は、売上高が4,039百万円(前年同期比48.5%増)、営業利益は414百万円(同24.9%増)、四半期純利益は269百万円(同29.2%増)と売上高、利益ともに2ケタ成長を確保し、過去最高を記録した。 売上高が前年同期比で48.5%増と大幅に伸びたのは、メディア事業、その他メディア支援事業がそれぞれ順調に推移したことが要因。売上原価は利益率の低いその他メディア支援事業が急拡大したことや原価率の高いECメディアサービスが好調に推移したことから2,535百万円(前年同期比64.3%増)となり、売上高以上の増加率となった。このため、売上総利益率は前年同期の43.3%から37.2%へ6.1ポイント低下した。一方、販管費は売上高拡大に伴い販売促進費が増大したものの、人件費の伸びを抑えることができたために、1,089百万円(同29.0%増)と売上高の伸びを下回る水準に抑制することに成功。このため、販管費比率は前年同期の31.1%から27.0%へ4.1ポイント低下した。以上のことから、営業利益率は10.3%と前年同期に比べ1.9ポイント低下したものの、前年同期比24.9%増益となり20%超の増益率を確保した。 セグメント別に見ると、メディア事業の売上高は2,873百万円(前年同期比35.4%増)、営業利益は292百万円(同0.8%増)となった。増収増益となったのは、ECメディアサービスのポイントタウンが好調に推移したことが主要因。なお、営業利益の伸びが小さいのは、1)新規開発などの投資の実施、2)原価率の高いECメディアサービスが順調に伸びた一方で、「プリキャン」において例年9月に上昇していた広告単価が下落したことなどにより、利益率の高いソーシャルメディアサービスが伸び悩んだ売上構成の変化——によるところが大きい。 ポイントタウンの状況を見ると、スマートフォン対応を進めたことにより、スマートフォン会員が大幅に増加(スマートフォン会員比率は34%へ上昇)したほか、アプリダウンロード数も2015年12月末の72万ダウンロードから2016年9月末には106万ダウンロードへ34万ダウンロード増加した。さらに、EC外部環境の盛り上がりに加えて、EC連携強化の効果が顕在化したことにより、ポイントタウンを経由した大手EC市場の購買額は大幅に増加した(2015年第1四半期を100とした場合、2016年第3四半期は212へ拡大。うち、スマートフォン経由は2015年第1四半期13.8から2016年第3四半期には65.5へ拡大)。 その他メディア支援事業の売上高は1,165百万円(前年同期比95.2%増)、営業利益は122百万円(191.7%増)と大幅増収・増益を記録した。自社媒体で培ったアフィリエイト広告運用ノウハウを活用したアフィリエイト広告ネットワークを外部のメディア媒体や広告主向けに構築する一過性の大型案件の受注があったことが主要因。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 ) 《HN》
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時価総額 5,257百万円
GMOインターネットグループのメディア事業会社。ポイントタウンやコエテコ、キレイパスコネクトの運営等を行うメディア事業が主力。メディア事業は順調。ブロックチェーンゲーム情報メディアの大幅リニューアル実施。 記:2024/07/02
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