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リプロセル---第2四半期累計決算は赤字幅拡大、iPS細胞関連の創薬支援強化などで早期の黒字化を目指す

2016/11/16 9:24 FISCO
*09:24JST リプロセル---第2四半期累計決算は赤字幅拡大、iPS細胞関連の創薬支援強化などで早期の黒字化を目指す リプロセル<4978>は11月11日に2016年3月期第2四半期累計(2016年4~9月期)決算を発表。売上高が前年同期比4.3%減の5.16億円、営業利益が4.69億円の赤字(前年同期は4.25億円の赤字)、経常利益が6.01億円の赤字(同4.06億円の赤字)、四半期純利益が5.87億円の赤字(同3.98億円の赤字)で着地した。 この第2四半期累計期間も、早期の黒字化に向けて主力のiPS細胞事業で創薬支援分野を中心に強化を図るとともに、各国でのクロスセルを推進。海外子会社の合併による営業強化なども進めたが、iPS関連製品の研究開発費が嵩んだ。また、円高に伴い営業外費用に為替差損1.90億円などを計上。営業利益の赤字幅よりも経常利益の赤字幅が大きくなる要因となった。 2017年3月期通期は売上高が前期比22.4%増の13.05億円、営業利益が8.98億円の赤字(前期は10.24億円の赤字)、経常利益が8.01億円の赤字(同11.69億円の赤字)、当期純利益が8.01億円の赤字(同19.61億円の赤字)を計画。引続きiPS細胞関連製品の開発費が重いが、下期は海外子会社の合併の効果が出てくる見通しである。 《TN》
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東京大学、京都大学発のバイオベンチャー。iPS細胞関連研究試薬の製造・販売等を行う研究支援事業、臨床検査受託サービス等を手掛けるメディカル事業を展開。臨床用iPS細胞、パーソナルiPS及び臨床検査に注力。 記:2024/09/02